2017-06

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樽前山

帰省中、最後の二週間は北海道千歳市で過ごしました。退職している両親が毎年、初夏から秋までをそこで暮らしているので合流したのでした。さすがに気候はヨーテボリのように涼しく、過ごしやすかったです。
千歳に行く目的はじつは他にもありました。砂漠人がぜひ「山男さん」と一緒に山歩きをしたいというので、かなり前から楽しみにしていたのです。その方は千歳在住の両親の友人で、週に何度も山へ足を運ばれるほどの本物の山男さん。彼のブログ『デジカメ持って野に山に』を拝見して以来すっかりその気にさせられていましたが、この旅でようやく実現できました。

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撮影する、細身なのにパワフルなtarumae-yamaさんの奥様

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樽前山(東山)山頂で tarumae-yamaさんと

今回登ったのは外輪山ですが、樽前山はその内側に溶岩ドーム(上の写真後ろ)があるという珍しい形のカルデラ火山(活火山!)です。7号目から外輪山にたどり着くまでは比較的急な斜面なので、登り始めと下りの最後は意識してゆっくり歩くべきですが、ワイルドな砂漠人は予想どおりものすごい勢いで飛ばして歩き、翌日以降にどっと疲れていたようでした。とても分かりやすい!

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タルマエソウ

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リンゴンベリー(コケモモ)

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樽前山歩きは想像していた以上にすばらしい空気と眺めだったので、また登りたい、他の山も登ってみたいという気になりました。こうやって「日本にいたらしたいこと」が増えてしまうと、ちょっと困ります…。
砂漠人は、今回の旅で千葉と北海道という二つの地域を体験して、日本に対する印象がとてもよくなったようでした。以前は東京だけで過ごしたので、日本に対してかなり批判的な感想だったのです。
わたしは、どこで何をしても感じられる日本人の「他者を尊重する態度」がいいものだなあとあらためて思いました。逆に言えば、スウェーデンではそれが極端に不足しているからかもしれませんが。

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日本の夏

一ヶ月弱の日本への帰省から、ヨーテボリに戻ってきました。最初の一週間は千葉県にある実家で過ごしたので、わたしは数年ぶりに日本の残暑を経験できて満足でした。スウェーデンの涼しい夏は快適ですが、暑くて湿気て頭がボーッとしてしまうような夏を繰り返して育ったわたしにとっては物足りなくもあるのです。一方、砂漠で育った砂漠人にとっては、日本の湿気は想像したよりも厳しかったようです。カスピ海沿岸の砂漠気候では夏でも夜は涼しくなるそうですが、日本ではそうはいきません。運悪く寝室のエアコンが壊れたので、寝つけない夜もありました。それでも毎日、朝食前には近所の田んぼをよく歩きました。
田んぼは、今回の旅行で砂漠人が最も喜んだものの中のひとつです。コンバインなどの農機具に興味を示し、作業中の農家の方を見つけては質問をしていました。イランでは、たとえば米の収穫期になると、村中の女性が駆り出されて一斉に作業をするのだそうです。千葉では男性一人がコンバインを操作してサクッと稲を刈り、奥さんが穂を拾ったり細かい仕事を手伝って、田んぼ一枚ならあっという間に作業終了。砂漠人はその様子を観察しては、感心していました。

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畦道がほとんど舗装されていることにも感心していた

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ミーンミンミンミン… というセミの声を今年は耳に刻みました。

ベリー摘み

スウェーデンやイランという、近年のわたしの行動範囲を知って「世界を股にかけているね」と言った知人がいるのだが、実際にわたしが生活している範囲は極端に狭く、おそらく自宅から半径1km以内なのではないだろうか。出かける場所といえば裏山(森)、近所のスーパー、図書館の繰り返しのようなものだ。唯一の遠出は、毎週末の市場くらい。
それでもスウェーデンに暮らしてつまらないと思ったことはない。森という自然が、わたしにとって大きな充足を与えてくれる場所だからだろう。そしてベリー摘みができる今がそのハイシーズンだ。

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宝石のよう…(?)

今日は初めて、道具を使ってブルーベリーを摘んでみた。それがなんと、ものすごく使えるものだったのだ。これまで何年も、手を紫色に染めながらひと粒ひと粒摘んできたのがあほらしく思えるくらいだ。

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これでブルーベリーの枝を梳かすような感じで何本かすくうと、実だけが採れてその中に収まる。森の中のブルーベリーの茂みがごっそり摘まれていた訳がようやく理解できた。みんなこれを使って摘んでいるに違いない。

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この道具は砂漠人が市場で見つけました。2個で10クローナ(120円)。

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梳かしてみたいでしょ?

それにしても、自然は寛大だと思う。今日はもう誰かがきれいに摘み切った後だなあ… という日でさえ、バケツひとつくらいは必ず満杯にすることができる。自分の手で食べる分だけを摘む限りは、自然はその恵みを十分に与えてくれるのだ。そしてその恵みに対して代償を請求したりしない。

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ラズベリー摘み

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友人が撮ってくれた写真

普段は裏山でもくもくと一人で摘んでいるけれど、たまに友人が合流することもある。本来ならば、森の中では写真のような軽装でベリー摘みをしてはいけない。マダニに刺されたりするので、必ず長袖・長ズボンと帽子を被って臨むべきなのだ。去年から何も学んでいないわたしである。とはいえ、ラズベリーは道端に生えている場合が多いので、ビルベリー摘みほど森の奥に入ることはない。

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摘んだラズベリーは虫に注意しながらきれいに洗って、水を切ったら砂糖をまぶし、しばらく置く。それをコトコト煮て、果肉がだいぶ柔らかくなったら火を止めて、布巾で濾す(搾らずに布巾を吊り下げて待つ)。果汁はゼラチン(ペクチン)を加えてゼリーにし、残った果肉は捨てようと思っていたのだが、ちょっと食べてみたらとてもおいしかったので、また余計なものを作ってしまった。

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ラズベリーバー

自然の恵みたっぷりだけど、砂糖もたっぷりなので困ります。

ラズベリー

今年のビルベリーが不作だという情報は本当だった。去年も一昨年もたくさん摘んだはずの場所を確認して回ったら、量が少ないだけでなく粒がとても小さいのだ。その上、そんな状態ですでに葉が紅葉しかけている茂みもあるので、この先も収穫は期待できそうにない。がっかりだ…。今年は秘密兵器まで用意して待っていたというのに。

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必殺。ビルベリー摘み機(?)

ビルベリーはあとで根気づよく摘むとして、今はラズベリーの最盛期なので、しこしこと摘んではジェリー(ジャム)を作っている。先日、お隣さんがラズベリーで作ったジェリーをくれたのをきっかけに、果肉を除いてジュースだけを使う方法を試してみた。彼女は自分の畑で育てたラズベリーで作ったようだが、野生の方が香りも味も強いんじゃないかと思う。いずれにしても、口に種が残らないジェリーという方法は食べる人に喜ばれそうだ。

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果物からジェリーを作るにはペクチンを使うのが一般的な方法だと思うけれど、最近わたしはゼラチンを試している。寒天でもやってみたのだが、こちらは繊維が残るのでジャムにはむいていないようだった。

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ついでにスイカでもやってみましたよ

今年のベリーは

4月から再開したトレーニングがいつのまにか頓挫している。砂漠人は働きすぎて少し疲れているようだし、わたしも夏期講習を取ったので自由になる時間が少なくなり、自然と森へ足を運ぶ回数が減ってしまった(ちなみにスウェーデンの夏休みはすでに始まっているのだ)。
そんなところに今朝、新聞で「今年のビルベリーは例年より少なくなりそうな予報」という記事を見つけたので、いても立ってもいられなくなった。ベリーの成長ぶりをチェックしに行かなくては。

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ラズベリー

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ブラックベリー

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ビルベリー

去年は豊作だった友人の庭のリンゴは今年は花をつけなかったとか、日本でもベリーが不作だという話を読んでいたのでかなり心配したものの、裏の森ではビルベリーもラズベリーもちゃんと育っているようなので安心した。夏期講習が終わるまでビルベリーの季節が続くといいのだけれど。

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おまけのサクランボ

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