2008-06

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ネクタリンのコンポート

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今週は、ネクタリンがヒットだ。大ぶりの実で、とても甘い。
いつも思うのだけれど、同じ果物でもスーパーで買うものとは味がまったく違う。市場で売っているのはイエテボリにいる移民が世界中から運び込んできた農産物で、果物は完熟のものがほとんどだ。木で熟したものを運んでくるために、また運搬の技術が低いために、市場に出たときにはだいぶ痛んだものもある。けれど、ポストハーベストの心配がなく、味もいいので品質としては上等だ。しかも、箱買いすれば値段交渉もできる。
3箱を一週間で食べきるのはさすがに無理なので、買ってきたらすぐに加工して、冷凍するようにしている。最近は、ジャムより少ない砂糖で果物を煮るコンポートを作って食べている。アイスクリームに添えたり、朝食に食べたり。作り方は簡単で、適当な大きさに切った果物に砂糖、またはシロップをかけて数十分、中火で煮るだけ。少し冷めたらすぐに冷凍庫に保管すれば、新鮮な果物の味が保てる。

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ブログランキング

砂漠人とまったく関係ないのだが、わたしがブログサービスを利用している fc2 では「ブログランキング」という機能があって、カテゴリ別のランキング表を公開している。
ランキングが上位になれば読者が増えるかと思い、わたしも今年のはじめに1ヶ月だけこの機能を試してみたのだけれど、結果はそうでもなかったようだ…。それでさっぱりやめてしまったのだが、今日ランキングを見てみたら、なんと「砂漠人」が12位に急浮上していた!
ここ↓押してみてください。



一時はランキング自体から消えていたというのに、どうも以前の記事を読んでボタンを押してくれた方がいたようだ。ありがとうございました。
これを機に、またランキングに食い込んでいきたいと思うので、記事がおもしろかった場合にはぜひ、ボタンを押してみてください。ボタンがクリックされると、自動的にポイントが入るしくみです。



一日に2回以上押しても1回分しか反映されないらしい。ズルはできないのね。

市場

先週はめずらしく市場に行けなかったために、野菜と果物が不足して大変だった。市場での買い物は、これがなかったら一体どうやって食べていくんだ? というくらい、イエテボリでの沙漠的生活には重要なものだ。
さて、それに加えて今週はお客さんを迎える週なので、気合いが入った。これだけの量を持ち運んで帰ってくるのも容易ではない。砂漠人が買ったものを、わたしが次々と駐車場の車まで運ぶ。今日は何往復したか思い出せないくらいだ。それから車から家に運びこむのも一苦労だ。なぜならうちはフラットの3階で、しかも階段なのだからー。

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これで全部と思ったら大間違い。この他に牛乳3リットル、バター、鶏肉7キロくらい、パスタ3袋、じゃがいもなどをスーパーで購入。毎日どんだけ食べてるんでしょう? でもわたしの体重は減る一方なのだ。沙漠人がついに「ライスにバターをかけて食べろ」と言い出した。

Jamie Oliverといのちの食べ方

日頃テレビはほとんど見る時間がないのだけれど、今日は偶然にも番組表で "Jamie Oliver" という時間帯を見つけ、見ることにした。
スウェーデンのテレビはスウェーデン語の番組が意外と少なく、外国から買ってきたであろう番組がよく放映されている印象だ。もちろんニュースやスポーツなどはスウェーデン語なので、内容が分からず困っているのだが。
それはともかく、その時間帯には "Jamie's Great Escape" という番組をやっていた。Jamie がキッチン付きのワゴンでイタリアの田舎に旅し、その土地の素材で料理をし、地元の人たちと楽しむという内容のようだ。
もうだいぶ昔のことだが、初めて Jamie Oliver をテレビで見たときの感動はちょっとしたものだった。Food Network というひたすら食べ物に関する番組を流しつづけているアメリカのテレビ局で、Jamie が小さいキッチンで料理する番組を見たのだ("Oliver's Twist" といって、今もやっているらしい)。普通のTシャツにジーンズの、ちょっと訛っているイギリス人の男の子が豪快に野菜を刻んだり、リズミカルに鍋を振ったりしてそのスピード感が小気味よく、また料理とワイルドな若者という組み合わせの意外性もよかったのだと思う。ポットからハーブをブチッとちぎって鍋に放り込むというようなアクションは、Jamie が始めたものじゃないだろうか。スウェーデンにも Jamie を真似たようないかにもワイルドなおやじシェフがいて、おかしいのだ(結構、テレビを見てますな)。"Oliver's Twist" を見て以来、わたしはDVDを観たり、飛行機に乗れば必ず Jamie Oliver の番組をチェックした。イギリスの学校給食を改善するプロジェクトや、無職の若者に料理修業をさせるプロジェクトなど、Jamie はいつのまにか社会派のシェフになっていたようだ。
話をまた今日の番組に戻すと、イタリアの田舎で Jamie は子羊を使って料理をすることになった。もちろんその家で放牧している子羊だ。生きているので、まずは殺さなければならない。1本のナイフを渡され、足を縛られ横向きに倒されている子羊の首のところに Jamie の手が近づけられた。Jamie はためらっていたけれど、もう一人の助けによってなんとか子羊の首を切り、血が流れきるまでナイフを当てていた。その耳で目を隠され横にされていた子羊は、抵抗していなかった。そして地面に流れた血は、猫がペロペロとなめていた。Jamie はかなり動揺していたけれど、「何千頭もの羊を料理しているシェフが、たった1頭の子羊を殺すことにためらっていたら、それはインチキだと思う」と自分に言い聞かせるように、言い切った。料理は、もも肉の中にチーズやハーブの詰め物をしたグリルだった。あんな料理を食べて生きている人たちがいるんだなあと嫉妬しそうなほど、おいしそうだった。
その後はイノシシ狩りをしてイノシシを捌き、グリルし、パスタソースを作っていた。イノシシを捌いて出した内蔵も、猫が一所懸命なめていた。人間が動物を殺し、その余った部分に他の動物が群がるというその光景はイランで見たのとまったく同じだったので、わたしにとっては現実味があった。もちろん Jamie の番組は創られたものだけれど、その方向性がわたしは好きだ。去年、"Our Daily Bread(いのちの食べ方)" という映画が話題になったりして、現代社会のおかれている食の環境が議論されているけれど、Jamie Oliver もシェフとしてのその見解を表明していて、砂漠人のそれに近いものを感じる。当たり前のことで大事なこと、それを声を大にして言い、実践することのできる人はなかなかいないものなのだ。

chekdirma

遊牧民トルクメンは、いつでもどこでもこれを食べる。チェックディルマ。作り方はこのとおりとても単純なのに、自分で作るとなかなかうまくできない。
子羊の肉、刻んだたまねぎとにんにくをよく炒める。塩・こしょう・クミンをふっては炒め、トマトペーストを肉に塗ってさらに炒める。小さく切ったにんじんも加えて炒める。全体にこんがり色がついてきたら、湯を加えて柔らかくなるまで肉を煮る。汁が減ってきたら湯を足す。柔らかくなったら肉を取り出し、残りのスープに洗っておいたライスを加える。フタをしてライスが炊けるまで待つ。直前になったらライスを混ぜて、肉も戻して全体を蒸らす。

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材料の種類はこれだけなのに、とても深い味がする。しかも今日の肉は、イランから持ち帰ってきた砂漠で放牧している子羊の肉だ。たったのひとかたまりが、まるでギャートルズのマンモス肉並みのボリューム。

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砂漠的生活で変わったこと

スウェーデンでの砂漠生活を始めて1年が経とうとしている。生活スタイルを変え始めた東京での1年を含めると、砂漠的な生活を2年間、過ごしたことになる。自分はなにがどう変わっただろうか。
もちろん体力と筋力が増し、そのため思考力も増した。以前との差は歴然としている。が、そんなことをくどくど説明するよりも、驚きの事実を一つ書きたいと思う。
なにを隠そう、わたしは後頭部にハゲがある。500円玉くらいの大きさだ。これは学生のときにケガでできたもので、それ以来ずっとある。後頭部にあるということと、髪の毛が長いために、本人は日頃すっかりこの存在を忘れているし、周りも誰も知らないのだが、偶然これを見てしまい、わたしが「ストレスによる円形脱毛症」だと早合点し、わたしのことをかわいそうに思ってくれる人がときどきいたようだ。(違うんですよ。)
それはともかく、つい最近、美容院に行ったときに、美容師さんにこう言われたのだ。
「新しい毛が数本、生えてきていますね。」
「え?」
「髪の毛が2cmくらい生えてきていますよ。2ヶ月くらい前からですかね。」
「え!!!」
なんと、15年以上ウブ毛しかなかった皮膚に、髪の毛が生えてきた。すっかり死んだと思っていた細胞が生き返ったんだろうか? 美容師さんも、これがストレスによる円形脱毛症だと思い込んでいたらしく、2ヶ月前になにかあったかと聞いてきたほどだ。
砂漠的生活の効用は、このくらい驚くべきこともある。

コーヒー

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このインスタントコーヒーは、デンマークのものだ。
家ではコーヒーを飲まないけれど、去年の夏に弟家族が来たときに妹が飲みたいということで買ってみた。近くのスーパーにはこれとネスカフェが売っていて、もちろん安い方を買ったのだ。
当初、妹が言うには「このコーヒー、焼き芋の匂いがする」。そう言われて嗅いでみれば、たしかに焼き芋の匂いがしていた。弟家族が帰った後、わたし一人でこのコーヒーを飲み、焼き芋の香りを楽しんでいたのだけれど、ついに最後の1杯というところまできた。感慨深い。うそ。やっと終わってくれることがありがたい。なぜなら、最近こう思うようになっていたからだ。
「このコーヒー、インスタントのあさり汁の匂いがする。」

紅茶

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飲んでいた紅茶が終わり、新しい紅茶を開けた。袋詰めされた食べ物を透明のビンに保存するのは、なかなか楽しい作業だと思う。全部の茶葉を詰め替えて棚にきれいに並べたいくらいだけど、あまり遊んでいると砂漠人に「食べ物は見せ物ではない」と言われそうなので気をつけている(徐々にやるよう、気をつけている)。
パッケージが気に入って買ったのが、このキャメル・ティーだ。スリランカで袋詰めにされたと書いてあるけれど、イランぽくて気に入った。イランでは、よく紅茶が飲まれていた。ひと昔前の日本における緑茶のように、「お茶でも飲んでいきなさい」というときのお茶は断然、紅茶だった。ミルクが添えてあることはまずないけれど、砂糖や飴は欠かせない。イランの人は砂糖や飴をかじりながら、お茶を飲むのだ。
紅茶派か、コーヒー派か。わたしはもともと両方飲むが、どちらかが好きという人は結構いるものだ。砂漠人も両方派だが、家ではもっぱら紅茶を入れている。
「紅茶の方が健康的」と考えている人もかなりいるようだけれど、その根拠はあいまいなことが多いように思う。コーヒーの方がカフェイン含有量が多いと言う人もいる。なぜコーヒーを避けるのか、その理由の中でも最も納得してしまったのは、「口の中がクサくなるから」というものだ。紅茶率の高い友人が言っていたのだけれど、カフェイン云々よりも納得しちゃうといませんか?

食べること

↓BEFORE

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↓AFTER

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並べてみるとよくわかるけれど、毎日本当によく食べている。食べるという行為は、トレーニングによって鍛えられることなのだと思う。少し前まで、わたしは決して大食いではなかったけれど、今では食べっぷりにかなり自信がある。ただ単に胃袋が大きくなったとか、そういう問題じゃないのだ。食べるための知恵と体力がついた、そんな感じだと思う。
食べることは、食べ物を口に入れて味わうことのほかに、消化器をスムーズに働かすことでからだ全体の調子を整える役割も担っている。そのためには適切な食物を食べることが大切なのだ。
体の調子を整えるためにはビタミンやミネラル、食物繊維をきちんと摂ること。これは耳にタコができるほどよく聞くけれど、実践はそう簡単ではない。沙漠式では、新鮮な野菜や果物を山のように食べる。そうやって常に腸の掃除をすることで、全身の調子が整ってくる。腸に化学物質や老廃物が溜まっていると、それだけで本来は発散すべきエネルギーを奪われてしまうからだ。
食べることで体の調子が整って初めて、その体を使ってなにかを生み出すことができるだろう。人間はやはり、パフォーマンスが大事だ。お酒ばっかり飲んで、すばらしい作品を描いた横山大観のような人間もいるけれど、凡人はそうはいかない。

バジル

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旅行中、一週間放って置いたバジルは、わたしの心配をよそに見事に育っていた。
砂漠人は実験的に、ブランターをベランダに置き、その他の鉢は家の中に入れて出かけたそうな。プランターのバジルは黄色っぽくて育ちがいまいちだったのに比べて、部屋に置いていたものはたくさん葉を増やしている。ふさふさとした大きな葉を支えて重そうだ。

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翌朝、さっそく収穫してサラダにして食べた。トマトときゅうりとバジルをマヨネーズで和えただけだけれど、バジルの風味が効いている。自宅で栽培したと思えば、なおさらおいしい気がする。バジルを栽培している人のブログを読むと、よく「食べきれない」と書いているけれど、うちではそんなことはあり得ない。今日だって、次の葉が生えてくるのを待っているくらいだ。

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夕食は、クスクス(砂漠人風)だった。

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