2009-06

Vem är du?(あなたは何者ですか)

今日からスウェーデン語のクラスは約二ヶ月の夏休みに入った。宿題は特にないけれど、これまで習ったことを忘れないように、ときどき分厚い教科書を開くように…と先生は言っていた。
休みに入る前、授業の内容は文法から少し離れて「自分の経歴」「就きたい仕事」などを各自が考える作業に入っていった。このクラスは集中的に言葉を覚えると同時に職場での研修期間を含むコースなので、授業内容には就職活動のためのアドバイスも含まれている。自分の過去の人生に起きた出来事を総ざらいしてみるとか、自分の性格を分析してみるとか、前向きに考えるためのアドバイスとか。手取り足取り、なかなかよくできているけれど、既に働くことを経験して仕事はリタイア気味のわたしにとっては困惑する内容になってきた。
先日は、人の性格を表わす単語が五十個以上書かれたプリントが配られ、ひとつひとつの言葉が表わすスウェーデンでの意味を先生が説明した。スウェーデンでは「正直、誠実である」や「時間を守る」などということが徳とされているそうだ(そのことを砂漠人に話したら、スウェーデン人自身はまったく誠実じゃないと言っていたが!)。また「自主性のある」や「自信のある」などの性格は、スウェーデン人にとってはしばしば短所となると先生は言っていた。スウェーデン人は自立心が旺盛で、自信過剰な面があるそうだ。日本人とまるで正反対じゃないか。
それらの性格を表わす言葉の意味をより深く理解するために、授業ではグループになってゲームをした。言葉が書かれたカードを裏返して平積みにし、一枚一枚めくっていく。出てきた言葉(性格)が当てはまる人はグループの中で誰か? を決めていくというゲームだ。よく知らないクラスメイトについて判断するのだから、かなり偏見が入っているとは思うが、「規則正しい、計画的な」とか「寡黙な」などという性格はわたしだとクラスメイトが言った。なぜ? と聞いたところ、「日本人だから」とのこと。納得のいかない思いがすると同時に、この社会では自分がどういう人間であるかということ以上に、日本人であることを求められるのだということも実感して、いい教訓になった。

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