上海出身的同学

上海出身の級友リリから連絡があって、うちでグリルをすることになった。彼女のフィアンセは船長さんなので、彼の航海中、彼女は一人暮らしになるそうなのだ。たまに一人暮らしになるのは悪くないけれど、外国で毎日ご飯を一人で食べるのはつまらないだろう。イエテボリはやたらに晴天が続いているし、とてもいい機会だった。グリルの前に森を少し散歩したのだが、炸裂する花粉のためわたしの右目は腫れ上がってしまい、顔がマイケルだとかスリラーだとか言いながら、楽しいひとときを過ごした。
スウェーデン語のクラスには色々な国籍の人がいるけれど、わたしは中国人のリリと日本人の二人に特に親近感を持っている。理屈抜きに、一緒にいるときのリラックス感が欧米人とは違うからだ。二人とも自分よりだいぶ年下なので、わたしは彼女たちを妹だと思うようにしている(勝手に)。

グリルはもちろん、砂漠人が全力で作業してくれて、リリとわたしはおしゃべりと日光浴に興じていた。本当にめずらしく強い日差しの日が続いていて、人々は半裸で日光浴をしている。猫はベンチの下で涼んでいた。

いつもどおり、部屋に戻って食卓を囲む。彼女がリリです。


