2010-05

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しばらくお休みです

コンピュータの故障のため、ブログをしばらくのあいだ休みます。問題が解決されたらすぐに再開します。それでは、素敵な夏をお過ごしください。

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三兄弟

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森の大きな木の上に、三匹のリスを発見。わたしたちが通りかかったときに姿を現わしたかと思えば、トントンと高いところに登ってこちらの様子を伺っていた。三匹ともとても小さくて、毛の色は黄色っぽい。どうやら今年生まれたばかりのこどものようだ。

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距離が遠すぎて、ついにわたしのレンズでは彼らに届かなかった。でもたしかに三匹の子リスが同じ枝の上に座って、そのうち一匹はずっとこちらを見ていたのだ。

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拡大すると…

木の根元に果物とパンのかけらを置いてきたので、少しずつ餌付けをしてなかよくしようと思っている。

カメラのほこり除去

2~3日前、ふと気づいたら、窓の外の景色が一変していた。枯れ木でスカスカしていたはずの森は、無数にある樹々の芽をいっぺんに開かせたようで、日が射すと若々しい緑色が輝いて見える。庭の樹々も芽吹いたり花を咲かせたり、一年のうちで一番美しい姿を披露し始めた。
残念ながら今日の空は怪しい雲行きだったけれど、わたしの心は晴々している。なぜかというと、長いあいだデジタル一眼レフカメラに溜まっていた埃をきれいに取り除くことができたからだ。じつはイラン旅行以来、半年以上このことでずっと困っていたのだ。

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遠く中央に見えるはイランの我が新居です

カメラの内部に空気を送り込んで掃除をしてみても、埃は一向に取れなかった。撮影した写真には、こんな調子で黒い影が写り込んでしまうのだ。けれど今日、分厚いマニュアルをよく読んだら、ミラーを上げてシャッターを開いた状態で掃除できることが分かり、試したら見事に埃が取れたのだった。今日は決して撮影向きの天気ではなかったけれど、うれしくなって窓の外の景色を撮影した。

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思わず自分の影が写り込んでしまった

明日からまた写真を撮るのが楽しみだ。

鉢植えの植え替え

うちでは 8面ある窓際すべてに鉢植えを置いている。どの鉢も植物が成長して窮屈な様子だったので、暖かかった今日、砂漠人が思い切って植え替えを始めた。新しい土と大きな素焼きの鉢はすでに用意してあったのだけれど、50個近くある鉢を開けるのは億劫な作業なので、天気を言い訳に延ばし延ばしにしていたのだ。

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結局すべてを砂漠人がやってくれたのだが、あいかわらず仕上がりがいまいちだ。植物の軸が曲がって植わっていたり、丸い鉢の中心に植わっていなかったり。
わたしはグラフィックデザインを学んだこともあって、視覚的に細かいところにこだわるクセがある。紙の上では 0.5mmの差すら気づくよう訓練されたのだから無理もない。それに加えて元来、几帳面な性格である。軸が曲がっていたり、余白のバランスが悪いことが耐え難いのだ。ところが砂漠人はその真逆で、視覚的に細かいことは一切気にしない。大切なのは、植物が新しい栄養を摂れるようになることで、作業を始めたら終わらせることだ。そして41個の新しい鉢を、黙々と仕上げていった。午後いっぱい、休憩なしに続けたその集中力には脱帽したいくらいだ。
あらゆる作業においてそうだけれど、砂漠人の野生的なやり方はちまちましているわたしにとって非常に参考になる。頭で色々と考え過ぎる前に、えいっとやってしまう…という単純なことを思い出させてくれるのだ。

バジルの成長

不思議なことに、このブログに「バジル 株分け」で検索してたどり着く人がかなりいるようなのだ。過去にバジルについての記事は書いたけれど、友人に言われたとおり、一本ずつ植え替えたというだけの話なのだから申し訳ない。
さて、三週間ほど前に植えたバジルの苗がだいぶ成長した。気温が低いのでベランダには出さず、部屋の中の日当たりのよい場所に置いていたのは効果的だったようだ。一度だけ収穫して食べたけれど、今はこのとおり。

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カイワレ大根のようだった芽も、確実に大きくなって葉が増えている

葉が8~10枚になったら、上の方の葉を摘み取る(摘芯)ことで、わき芽を出すとよいそうだ。摘み取ったところから茎が二本に分かれて、葉の数を倍増させることができる。バジルはいい香りがするし、小さいうちは観葉植物としてもなかなかすてきな鉢だと思う。

冷凍保存

季節が変わり、市場での買物の量がぐんと増えた。
今日はトマトとそら豆とコリアンダーを大量に買ったので、今週料理に使う量を残して冷凍保存した。この仕事はいつも数時間かかるのだ。どれも破格の値段で箱単位で買うのだけれど、それらは傷んだものと混ざっているので、まずは傷んだものをよけて、あるいは切り取って、食べられる部分をきれいに洗う。トマトは適当な大きさに切って鍋に入れ、少し形が崩れるくらいに火を通す。そら豆はさやから取り出して豆だけを洗った。それぞれを袋に入れて、冷凍庫へ。

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なによりも時間がかかったのは、コリアンダーだ。傷んだ部分や雑草を取り除き、何度も水洗いしてきれいな緑色のコリアンダーだけにする。今回はそれをソースにして冷凍することにした。

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1キロ近くあるコリアンダーがたったこれだけに

コリアンダー、にんにく、ピーナッツ、レモン、酢、クミン、カイエンペッパー、塩、水をミキサーにかけてピュレ状になるまで混ぜる。コリアンダーのすばらしい香りがするヘルシーなソースだ。どんな料理に使うか、想像するだけで楽しくなってくる。
冷凍という技を使うと便利だけれど、大原則は、どの野菜も新鮮なまま簡単に料理して食べるのが一番ということを忘れてはいけない。冷凍保存は、野菜が余ってしまいそうなときの秘策にしておくべきなのだ。

チキングリル

以前のスウェ語学校の友人を家に招待して、ひさしぶりに再会した。一人は母国で弁護士をしていたブラジル人の女性、もう一人は博士号を持っているイラク人の女性。二人ともわたしと同年代なので、ちょっとオバチャンな集まりだ。

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わたしの携帯電話に新しいコンタクトが登録されていました

ブラジル人の彼女は、かわいいソフィちゃんを連れてきてくれた。今日は保育園でお昼を食べ、お昼寝をした後でうちに来たので、終始ゴキゲンだった。こどもというのは自然そのものだ。こどもが泣いたりぐずったりするとき、ほとんどの場合、原因は本人にあるのではなく、環境なのだと思う。

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食事はチキンのグリル(シェフは砂漠人です)。イラク人の彼女はブログを見て砂漠的盛りつけに驚いていたようだが、本物を味わってもらってよかった。じゃがいもの皮をむかないのは野蛮ではありません。栄養をより効果的に摂るためです。

みんなそれぞれが慣れない異国生活で不満もあるけれど、結論として、わたしたちは将来に希望が持てるここでの生活に感謝するべきだということに至ったのだった。さすがオバチャン。

CSN

今朝、小切手の入った、わたし宛の封書が郵便受けに入っていた。いい年をして無収入のわたしを不憫に思った両親が、小切手を送ってくれた…わけはない。じつは一ヶ月前に申請していた学費手当が、今日ようやく届いたのだった。
スウェーデンには、CSN (Centrala studiestödsnämnden) という組織があり、国内外で勉強をするスウェーデン在住者は、ここに学費補助を申請することができるのだ。日本語に訳すとしたら、「中央学費補助委員会」だろうか。成人移民のための教育システム SFI (Svenska för invandrare)で勉強中は、この学費手当がもらえなかったけれど、わたしが3月末から始めた勉強は SAS (Svenska som andra språk)という「第一外国語としてのスウェーデン語」のコースなので、学費補助をもらう権利があるのだそうだ。
小切手の金額は6,066クローナ(73,000円くらい)だった。これは学歴や年齢、配偶者の収入など個人の条件によって決まるようで、一律の金額ではないそうだ。日本から来たわたしとしては、一学期(10週間)分の学費手当として、この金額は十分すぎるくらいに感じる。学費手当と言っても授業はすべて無料で受けているのだから、手当は交通費や書籍代、もしくは生活費に充てることができるというわけである。
これだけみると、スウェーデンではなんて楽に暮らせるのだ! と思いがちだが、わたしが学費無料で勉強し、補助金までもらっている一方で、働いている砂漠人は多額の税金を支払っている。決して手放しで楽に暮らせるとは言えないのだ。
けれども、配偶者や両親の収入に関係なく、勉強したいと思う個人が無料で勉強でき、勉強中は生活費の補助があるとしたら、やはり日本よりはだいぶ生活しやすいだろう。なによりも違うのは、スウェーデンでは国民一人一人の資質を高めることで、より生産的な社会をつくるという理念に基づいていることだと砂漠人は説明する。そんなお金の使い方だ。

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スウェーデン語で SEX は、SIX(=6)のことです

学費手当を受け取ったのは、申請から一ヶ月以上後だった。そして去年11月に申請した運転免許は、もう半年も待っているのに一向に受け取れる気配がない。免許を扱う団体が変更になったため遅れているとのことだけれど、このあたりが労働者を大事にするスウェーデンの難点と言えるだろうか。

二輪草

このところ、森で二輪草を摘むのがわたしの大きな楽しみとなっている。砂漠人が鉄棒でトレーニングしている間、一面に咲く花に目移りしながら一本一本、大事に摘んでいく。

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二輪草の花びらは、ソメイヨシノの花びらによく似ている。

SUSHI 試作

プラクティク中に、職場近くで一番おいしいという評判の寿司屋でお弁当を買ってみた。スウェーデンでも SUSHI は完全に市民権を得ていて、多くの人がイカは避けつつも、にぎりもロールも好んで食べているようだった。普段ならお弁当を買ったりしないのだが、日本人がやっている店だというので挨拶がてら試してみようと思ったのだ。持ち帰り寿司は、にぎり寿司とロールの組み合わせに味噌汁がついて、69クローナ。カフェのランチくらいの値段はする。中心にあるレジの脇のガラスケースにネタが仕込んであり、その場でにぎりを作っているようだった。店員は東アジア系の人が数人いて、ぱっと見で日本人とは思えなかったけれど、これまで何度も間違えているので一応確認することにした。「あのー、日本語話せますか?」スウェ語で尋ねたのだが、レジ係はわたしの顔を見つめて一寸沈黙した後、「いいえ」と言った。やっぱりね。ネタがプラスティックかと思うほど、味がなかったのでね。←ここんとこ、英訳はしないけれど。
おいしいにぎり寿司をスウェーデンで食べようというのは、はじめから無理な話なのだ。ありもしない理想の寿司屋を求めるよりも、この土地で手に入る材料を使って自分でおいしいものを作る方がよっぽど賢いだろう。サーモンの寿司はスモークサーモンを使って簡単にできそうだが、今回はこれを試してみた。

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にしん寿司。スウェーデンではよく売っている塩漬けニシンを塩抜きして、マリネ液に漬け、酢飯に乗せる。予想どおり、しめ鯖ような味がするけれど、青い魚ならなんでも好きなわたしは大満足。ところが大事に(一人でこっそり)食べていた日本米がもうすぐなくなりそう。やっぱりここで寿司を食べ続けるのは難しいようだ。

マフィンパン

マフィンをきれいな形で焼くために、マフィンパン(型)がほしいと思っていたのだが、先日ようやく手に入れることができた。砂漠人と暮らすようになって以来、日用品は新品のものを店で買うことはほとんどなくなり、たいていのものは週末に通っている市場で揃えている。市場では、蚤の市のように多くの店でありとあらゆるものが出品されているので、根気よく探せばなんでも見つかるのだ。もちろん中古品が多いけれど、道具類は新品でなくても困ることはないし、なにより値段が破格に安いことがいい。このマフィンパンは、10クローナ(120円くらい)でスウェーデン人のおばさんから買った。おトク。他にも5クローナのケーキ型をいくつか買ったので、いろいろな形でお菓子を焼くのが楽しみだ。

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バナナケーキと抹茶マフィン

このところ三年以上、収入ゼロのわたしだが、砂漠人のおかげで安く暮らす知恵がどんどん身についてきた。ついには砂漠で、現金をまったく使わない暮らしにつながるといいのだけれど。

市場

空が晴れたので、市場は大勢の人で賑わっていた。野菜や果物も少しずつ旬のものも出てきたのでうれしい。素材がいいと、なにを作ってもおいしくできるので料理も楽しみになってくる。

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日差しは明るいのだけど、ヨーテボリではいまだに冬のような肌寒さが続いている。来月はもう夏至だというのに、分厚い上着が脱げないのだ。北欧のこんな気候は「春」とは思いがたいです。

プラクティク

スウェーデン語でプラクティクといえば、インターンシップのこと。会社などの職場で実習訓練をする期間のことだ。わたしはヨーテボリの美大で実習をすることになり、慣れない毎日を送っていたのだが、先日ようやく終えることができた。たった三週間だったけれど、スウェーデンの職場を垣間見ることができて、有益な機会だったと思う。
スウェーデンの職場の第一の特徴は、フィーカだ。9時と3時には規則正しくフィーカが行われる。お察しのとおり、フィーカとは「お茶の時間」のこと。8時くらいに出社する人が多いようで、朝の小用を済ませた職員は、まず9時過ぎにスタッフルームに集まってくる。スタッフルームには食事用のテーブル、キッチン、ソファ、マッサージチェアなどひととおりの設備が整っていて、20~30人が一度に集える広さがある。クラブのラウンジのような、家庭の「リビングダイニング」のような、くつろいだ雰囲気の部屋なのだが、これもスウェーデンの特徴なのだろう。病院でもどこでも、木製の家具やポップな柄のカーテンがかかっていたりして、温かみが感じられ、リラックスしやすい。
キッチンには冷蔵庫や電子レンジはもちろんのこと、ディッシュウォッシャーもついている。自動のメイカーもあるのでめいめいにコーヒーやお茶を用意し、職員は必ずソファでくつろぎながら雑談をしていた。コーヒーやお茶は無料だけれど、他にも「グラーティス・フルクト(フリー・フルーツ)」と言って、大きなカゴに入った果物を自由に食べることができる。大学に限らず、スウェではどこの職場でも同じような環境にあるそうだ。
フィーカは30分くらいで切り上げるようだった。めいめいが自分の時間を管理していて、30分経つとさっと席を立って仕事部屋に戻っていくのがおもしろい。スウェーデン人は時間にとても正確な人種なのだそうだ(そこだけは日本人と似ていると思う)。たった30分でも、パソコンから離れてカフェの一角に身を置くような時間は、仕事を効率よく進める上でも効果的だと考えているそうだ。

ポケット

忙しいときこそ、やりたいことを色々と思いつくものだ。企業実習を始めて以来、平日は息つく暇もないと感じていたけれど、気づいたら頻繁に息抜きをしていたようだ。実習期間中にブラウスを一枚縫い上げたし、小さな手縫いの巾着袋もいくつか作った(もちろん帰宅後、家で!)。

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「何を作ってるの?」と砂漠人が言うので、紐を通す前の縫い合わせた巾着袋を見せたら「なんだ、ポケットか!」とのこと。たしかに持ち歩くポケットなんだけどね。直径15cmくらいの丸い巾着袋です。

フォシュタ・マイ

メーデーの今日、スウェーデンでは各地でデモや集会や演説が行われる。この日は、年にたった一度、砂漠人が街に出かける日なのだ。デモを見物したり、レストランで食事したりして、いつもと違う時間を過ごすことにしている。例年ならちょうど気候がよくなって樹々には花が咲き、人々が日光浴を始めるくらいなのだが、今日は曇って肌寒いので、恒例の「おでかけ」は取りやめにした。また天気のいい日に、最近縫い終えた服を着て出かけたいと思う。
さて、職場実習を始めて2週間が過ぎた。同時に学校にも通っているので、平日は息つく暇もなく、週末の2日がとても味わい深く感じられる。特別なことをするわけではないけれど、縫物を進めたり、台所を整理したり、スウェーデン語の勉強以外のことに勤しむのだ。そして砂漠の写真を眺めたりして、心も砂漠へと旅立たせる。どこにいても、砂漠人の心は砂漠に向いている。

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いつものお家ごはん。レストランで食べるよりきっとおいしい。

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砂漠人に学ぶナチュラルライフ
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