2010-07

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和風砂漠人

ハッと気づいたら7月も終わりだ。このところ何をしていたかというと、夏期講習の課題に追われつつも、ベリー摘みとジャム+アイスクリームづくりに勤しんでいたのだった。
めずらしく天気のよかったこの数週間、砂漠人はベランダで寝ていた。雨が降ってもかえって空気がよくなるので、ほぼ毎日だ。どうやって寝るかというと、ベランダにそのままマットレスを敷いて、いつもどおりシーツと掛け布団にくるまって眠る。外の空気はまったく新鮮なので、眠りの質もぐっとよくなるそうだ。

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布団の側に家の中で履いている雪駄がきちんと揃えてある

砂漠人は最近、すっかり和のスタイルを取り込んでいる。甚平の上に半纏を羽織るなど、日本人以上に和風である。おいしいパキスタン米のおかげでおにぎりも食べているし。

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箸の使い方が間違ってますね

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ラズベリー

ビルベリーを摘みに、南アフリカ帰りの友人がやってきた。スウェーデン語の学校で一緒だった彼女はこの夏、サッカーワールドカップが開催された母国へ旅行していたのだけれど、ベリー摘みはその前からの約束だった。

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初めてビルベリー摘みをしたそうで、茂みになかなか入ろうとしないのでどうしたのか尋ねたら、「ヘビはいないの?」とのこと。お嬢様育ちだとは知っていたけれど、虫や蛇に対する経験があまりになさそうなので彼女の質問に何度も笑ってしまった。実際、その周辺で小さなヘビは見たことがあるのだけれど、「もし出会っても、攻撃しなければ噛みに来ないよ」とだけ言っておいた。彼女は納得していないようだったけれど。

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森ではラズベリーもだいぶ熟してきているようだ。これまでは散歩の途中に摘んで食べるだけだったが、今年はラズベリーも本格的に摘んでジャムなどを作りたいと思っている。ビルベリーよりも甘みが強く、なんともいえないいい香りがするのだ。難点は、虫がつきやすいのと柔らかいのでビルベリーと違って傷みやすいことだ。

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すばらしい色です

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朝食のジャムにもぴったり

ビルベリーアイスクリーム

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練りたてのアイスクリーム。これを2時間くらい冷凍すれば完成

ジャムの次はもちろん、アイスクリームに挑戦だ。材料は卵黄、生クリーム、牛乳、粉砂糖+バニラシュガー、生のビルベリー。紫色に染めたかったので、ビルベリーシロップも少し入れてみた。

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味はどうかというと、野生味とバニラの融合した予想どおりの美味。ただ、生のビルベリーは粒のまま凍っていたので入れない方がいいようだ(酸っぱい!)。アイスクリームにはジャムやシロップを入れて、生のビルベリーは上に乗せれば完璧だと思う。
裏山でベリーを摘んできて、自家製ジャムやアイスクリームを作って食べる。簡単なことだけれど、これが人間にとってどれだけ大きな喜びを与えてくれるかを思うと、こういう生活ができる環境を守っているスウェーデン社会はとても魅力的だと思う。自然を享受する権利は、人間のしあわせに深く関わっている。

ビルベリー

夏期講習は思ったより課題が多く、家でも毎日勉強せざるを得ない。昨日はひとつテストが終わったので、どっと疲れてしまった。毎日少しずつ読んでいた本も、ここ数日伏せたままだ。開くとまた疲れが押し寄せてくる… などと愚痴っていたら、友人もみんなそうだと言っていた。ははは
さて、今日こそは、とガリ勉のせいで遠ざかっていた森に行ってきた。もちろんビルベリーを摘むためだ。砂漠人によると、連日大勢の人がバケツを持って摘みにきているそうなので、じつは少し焦っていたのだ。しっかり食事をとった後、大きめのプラスティックを持って森に入った。

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重量を測ったら、1.5kg だった。けっこうな量だが、3時間もかけて摘んだのだ。最後の方は疲れて座り込んだりして、能率がだいぶ落ちていたと思う。意外なことに他にビルベリーを摘んでいる人には出会わなかった。大きなベリーが摘み尽くされた跡はたくさんあったけれど、それでも森にはみんなが摘むのに十分なほど実っている。
さて、生で食べるのに飽きたら残りはジャムにして保存するのがよい。両親が北海道でハスカップを摘んでジャムにしたと自慢していたので、わたしも負けじと作ることにした。

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さっと洗って葉などを落としたら、砂糖をかけておく

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火にかけてしばらくすると、なんともいえない野生の香りが家中に広がる。ビルベリーはそのまま食べても甘酸っぱくておいしいので、わたしは砂糖を15~20%で煮るようにしている。そうすると水分が多くてソースのようになるけれど、実の部分(つぶしてペースト状にする)とソースを分けて瓶に詰めたりして工夫するとよい。

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夜10時の光です。写り込みに注目

ダブルガーゼのブラウス

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夏になる前に、「ソウゲン」という名前のダブルガーゼでブラウスを縫った(ふんわりブラウス)。去年の夏は寒くて短かったので夏服を来た記憶がほとんどないけれど、今年は着る機会がぐんと増えた。半袖で出かけることはないとはいえ、晴れて暖かい日が多いようなのだ。

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襟元と袖口のそれぞれ一ヶ所にギャザーを寄せてある

ガーゼ生地は肌触りがよくて軽いので、Tシャツやブラウスにぴったりだ。すべての服をガーゼに替えたいくらい。

太陽電池のライト

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うちのベランダには、日が沈む頃から小さなライトが光っている。これは太陽電池が表面についていて、庭などに埋めるタイプのものだ。
砂漠人は以前から太陽電池に興味を持っていて、それを使った商品を見つけると必ず手に取って眺めている。それはもちろん、電気のない砂漠で使えるからだ。彼の頭の中はほとんど砂漠での生活についての考えが占めているようで、スウェーデンで生活していても常に「これは砂漠で使えるか」「イランでの生活に役に立つか」などと問うている。だからわたしも自然と、照準を砂漠やイランに定めるクセがついてしまった。裁縫をするときだって、「これはイランでの生活で実用的なものかどうか」などと考えているのだ。
そうやって考えていくと、ほとんどの「モノ」はイランで生活するにあたって役に立たないことが分かってくる。いくら便利なものでもイランの大人数の家族分を買えば高くつくし、安いものを買ってもイランに運ぶことで高くつく。結局はイランにある材料で、彼らの労働力を使って何かを生み出すための「技術」が一番役に立つのだろう。たとえば語学や裁縫の技術なら、わたしでもこどもたちに教えることができるかもしれないと思っている。
話が脱線したけれど、この太陽電池のライトは砂漠の地中に埋め込めば、夜には羊たちにとって目印になるし、トイレまでの道のりも少しは照らされるだろう。今のところ、スウェーデンの弱い日の光でもよく機能しているようだ。早く砂漠で試してみたいと思う。

ごはん

いま食べているイラン産のお米は、袋を開けたときにとてもあまい香りがした。一瞬にして日本米を思い出したほどだ。炊いてみると水加減も日本米と同じく、米と同量の水でおいしく炊きあがる。味は奇跡的においしく、スウェーデンに来て以来、初めておいしいお米に出会ったように思う。
ところがこれは市場で屋台を出していたイラン人から買った一袋なので、もう一度買いたいと思っても彼がまた出店するかどうかは分からないのだ。残念ながら、この5kgで終わってしまうだろう。
白米は、おいしくないし繊維も少ないのであまり食べないクセがついていた(とはいえ、一人一合は食べていますが)。でもこのお米がおいしいので、最近はごはんが食べたくて仕方がない。ついにわたしは朝食にもお米を炊くようになった。

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ご飯と味噌汁と浅漬け。「これぞ日本の味だ!」などと思いながら噛みしめて食べていたけれど、よくよく考えたら、わたしはこどもの頃からごはんと味噌汁の朝食などとったことがなかった。パンと紅茶、またはコーヒーで育っていたのだった。へんなの~。

アイスクリームメーカー

友人が買ったと聞いて以来、ずっとほしかったアイスクリームメーカー。電気屋を何軒も回ったけれどどこも品切れで、半ばあきらめていたのだ。ところが先日、近所のスーパーのチラシで偶然見つけたので、さっそく砂漠人が買ってきてくれた。
うちでは夜のお茶の時間にいつもアイスクリームを食べるので、スーパーで買っている安いアイスクリームの成分がとても気になっていた。原材料をよく読んでみると、バターミルク、植物油、砂糖、ホエーパウダー、果糖ブドウ糖液糖、乳化剤(E471)、安定剤(E410, E412, E407)、香料と書いてある。これではアイスクリームを食べているつもりで、実際は色々なものの残りかすを集めて固めたものを食べているようなものだ。砂漠人が常々言っているように、加工食品を食べることはこういったリスクをはらんでいる。

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さて、メーカーの構造は下部が保冷部分で、上部はモーターで回転するヘラがついたフタ部分となっている。作り方は、まず保冷部分をあらかじめ冷凍しておく(一日冷凍庫に入れておく)。

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バニラアイスクリームの材料は、卵黄、生クリーム、粉砂糖、バニラ砂糖が基本だそうだが、今回はそこにパッションフルーツとネクタリン、それに牛乳を加えてみた。まずは果物以外の材料をすべてミキサーで混ぜた後、フォークでつぶしたネクタリンとパッションフルーツを入れてさらに混ぜる。材料はすべてよく冷やしておくといいそうだ。
材料が用意できたら、冷凍庫から保冷部分を取り出し、フタ部分をセットして、電源を入れてヘラを回し、投入口から注ぎ込む。あとはメーカーに任せて20分くらい撹拌する。ときどきアイスクリームの固さを確認して、好みの固さになったらスイッチを切り、できあがったアイスクリームを容器に移して再び冷凍庫へ。2時間くらい冷やしたら、できあがり。

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パッションフルーツの香りでいっぱい

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ところがですよ。
フタ部分を閉めるときに、なかなか閉まらなくて苦労していたら、砂漠人がやってきて力ずくで閉めたので、保冷部分とフタを固定するプラスティックが割れてしまった。初回に、ですよ。ガックリきたけれど、とりあえずフタの上になにか重しを乗せればフタは閉まるので、今後とも頻繁にアイスクリームを作ろうと思っている。砂漠人には低脂肪のものを、わたしには良質の脂肪の入ったものを。

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ルバーブのパイ

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ルバーブという植物は本やインターネットで読んで知っていたけれど、実物を見たのはたぶん、スウェーデンに引越してからだと思う。コンポートにしたり、パイにしたりして、きれいな色と酸っぱい味を楽しむというエキゾチックな野菜だ。
市場では数週間前からルバーブが出回っている。うちでは特に買わなかったけれど、箱で買った別の果物の中に、幸運にもルバーブが2本混じっていたのだ。測ってみたら200g弱しかなかったので、コンポートはあきらめて簡単なパイを試してみた。なかなかの出来映えだった。たしかにこの野菜は酸味に特徴があるので、バニラクリームやアイスクリームを添えるとバランスがよくなる。

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少しだけ、赤みも

来年は大きな束を買って、コンポートとピンクのパイを作りたいと思う。

ペンケース

明日はテストだというのに、わたしの頭は手芸のことでいっぱいだ。勉強している場合じゃない。手元にある余り切れを使うためのいい案が思い浮かんだのだ。ずっと興味のあったパッチワークを実験的に取り入れて、ペンケースを作った。

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かわいいでしょう?

小学生の姪っ子にあげようと思って作ったのだけれど、できあがったら手放したくなくなってしまった! そこで思い切ってもう一つ、保育園に通っている小さい姪っ子用にもケースを作った。姉妹二人分を揃えてブログで公開したので、もうあげないわけにはいくまい。

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アマンダちゃんとマヤちゃんのです

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ちなみにペンケースの大きさは、約10×19cm、手縫いです。かわいい~! と思ったら、拍手で教えてください。あなたの元にも届くかも。(…うそ)

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