2011-04

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「ヨーテボリから日本へ」

先日、あるチャリティ・アート・パフォーマンスに行ってきた。それはヨーテボリに住む日本人アーティストたちが企画した公演で、チケットの売上金はすべて世界の医療団を通じて日本へ送られ、岩手県大槌町の被災者の長期的医療支援に充てられるというものだった。

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255クローナが寄付された

出演したアーティストは9組で、3組がダンス、6組は音楽。世界的に有名なアーティストも多くいて、非常に質の高い公演だった。印象に残ったのはすべてのアーティストだったが、森泰人さんがコントラバスで奏でる『上を向いて歩こう』は、聴きにきていた多くの日本人の涙を誘ったようだ。わたしもそのときまでこの曲がこんなに悲しい曲だとは思っていなかった(泣きませんけどね)。森さんは目を固くつぶったまま演奏していて、まるで楽器と一体化しているようだった。
公演を企画したのは、ヨーテボリ・オペラにダンサーとして勤める日本人バレエダンサー、児玉北斗さん、木田真理子さん、松本響子さん、高橋聡子さん。オペラでの仕事をしながら、企画・運営と出演の数役をよくもこなしたものだと感心するばかりだ。日本から遠く離れて暮らしていても、母国のために、と立ち上がった彼らの「アーティスト魂」のようなものをみる思いだった。
蛇足だが、じつはわたしもこの公演のポスター・デザインを担当させてもらった。短期間に作業しなくてはならず家事が滞って焦る場面もあったものの、安穏とした暮らしに喝を入れるようないい経験をさせてもらった。刷り上がったポスターは街中に貼ったとのことだったので、夜中に街で働いている砂漠人にどんな様子か確かめてきて、と頼んでおいた。するとさっそく翌朝、目が覚めたら部屋のドアにくしゃくしゃになった公演ポスターが貼ってあるのが見えた。剥がしてきちゃダメじゃん!

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バナナブレッド

東京で働いていた頃にもよく作っていた、バナナブレッドのレシピを愛用している。バター、砂糖、たまごの量が普通のパウンドケーキより少ないので、心持ちヘルシーな感じがするケーキだ。だからといって、わたしのようにご飯代わりに食べていると健康を損なうけれど。(もうやっていませんよ)

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バター 75g
砂糖 125g
たまご 1個
薄力粉 250g
ベーキングパウダー 小さじ2
塩 少々
バニラビーンズ
バナナ(完熟) 2本
レーズン 75g

1. 材料を室温に戻し、オーブンを190℃に予熱する。
2. バターと砂糖をよく混ぜ、たまごを加えてさらに混ぜる。
3. 薄力粉とベーキングパウダーをふるい、塩とバニラを入れる。
4. バナナを潰し粉類と交互にボールに加え、レーズンも入れて生地につやが出るまで混ぜる。
5. きつね色になるまで約30分焼く。竹串を刺して、生地がつかなければできあがり。

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二輪草の季節

森の中一面に二輪草が茂る、この季節がついにやってきた。運動が嫌いな人でも、歩かずにはいられないほどすてきな景色だ。砂漠人はいい調子でトレーニングを再開している。じつは秋に北海道旅行を計画しているので、その際に山登りをしようと考えているようなのだ。これではわたしもうかうかしていられない。

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天気のよかった今日はさっそく、森の中で日光浴をしている人を見かけた。男女とも下着になって寝そべるのがスウェーデン流日光浴のようだ。本当に、下着なのだから感心してしまう。スウェーデン人は裸体を恥ずかしいものとは思っていないだろう。あるいはもっと実際的で、日光浴をするのにわざわざ水着を用意する必要はない、と考えるのかもしれない。スウェーデン人の考え方は往々にして論理的で実用的なので、もともとその傾向があるわたしは共感を覚えることが多い。もし砂漠人と一緒に暮らしていなかったら、すっかり感化されてスウェーデン人化してしまっていただろうと思う。アジア人であることを誇りにする砂漠人が、わたしにとっては大事な指標になっている。

種のおつまみ

イランでは市場で売っていて、誰もが食べていたヒマワリやカボチャの種。日本では食べる習慣がない(と思う)けれど、世界的にはめずらしくないようだ。砂漠人に初めてお土産としてこれをもらったとき、わたしは食べ方を知らなかったので殻ごとボリボリと食べていたのだが、本来は殻を取り除いて、中身の種だけを食べるのだそうだ。相当量の殻を食べたと思う。でも特に問題はなかったよ!

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ベテランになると、種をひと粒くわえて、器用に殻を出すことができる。種のとんがった部分を前歯で軽く噛むと、パカッと殻が割れて種が出てくるのだ。言うは易く行うは難しだが、30個くらい食べれば誰でもベテランになるのではないだろうか。

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たくさん買ったら冷凍庫で保存できるけれど、食べる数回分の量だけ出して、乾煎りすると風味が戻ってくる。ちなみにこれは塩のついたおつまみだが、生のカボチャの種も捨てずに煎って塩をふれば、おいしいおつまみになる。ビタミンとミネラルも豊富だそうです。

今週の買い出し

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たまごとチーズ

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これ全部で15クローナ(200円弱)に値切った砂漠人

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メロン

市場に通い始めたことで、週末に活気が戻ってきた。それからしまっておいたメーカーも出してきて、アイスクリームづくりも再開した。ひさしぶりに自家製アイスクリームを食べてみると、やはり風味が格段にいいことが分かる。

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今日のアイスクリームの材料は生クリーム、卵黄、りんごジャムのみ。ジャムは去年の秋に友人にもらったリンゴで作ったものなので、材料まで自分で作った気がしてとてもうれしい。

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さらに2~3時間冷凍してできあがり

キセキレイ

小鳥のために餌をぶら下げるようになってからだいぶ経つけれど、おもしろいことに毎日食べにくる鳥は決まった2羽だけだということに気がついた。番いなのか兄弟なのか分からないけれど、どちらも両手で包んだらすっぽり入ってしまいそうなほど、小さい。
毎日観察していると、その2羽の性格が違うことも分かってきた。より小さい方が度胸があるようで、長いあいだ餌にへばりついている。大きい方も同じくらいの頻度で食べにくるものの、こちら(家の中)で席を立ったりする度にバタバタッと逃げてしまうのだ。「チキン…」といって冷やかしている。

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上の写真、6個の餌ボールが吊るしてあるのは、じつは家の中である。餌ボールはいつも砂漠人が仕掛けるのだが、彼によるとなにやらたくさんのボールを見せておくことで、少し先への希望を持たせるのだとか。つまり、今ある残り少ないボールを食べ終えたら、たくさんの新しいボールが待っている! と期待させるのだ。
本当に不思議なことに、小鳥たちは残りの餌を食べきるスピードをグンと上げたようだった。小鳥でもそのくらいのことは理解できるのか。しかも、新しく(室内に)ぶら下がった連続ボールを見つけて、どうやったらそこに達することができるのかと、しばらく空中でパタパタしていたのをわたしは見逃さなかった。次第にガラスの存在を理解したのか、空中パタパタはしなくなったようだけれど。

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なかよく並んで食べている。まさにこの絵を期待してたのね

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砂漠人が撮影した2羽

春の陽気

晴れたり、雨が降ったり、強い風が吹いたり。季節が春に移ったことを日々実感する。時計もサマータイムに変えたし、日の入りも8時くらいになっただろうか。樹木や大地の表面には、つぼみの膨らみが見え隠れしている。森ではほんのいくつかの二輪草が花を開いていた。白い野草が一面に咲く日も近いだろう、楽しみだ。

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空が青いのでひさしぶりにカメラを外に持ち出した。雪は溶けて、滑り止めの小石も回収され、これから花壇に色とりどりの植物が咲き始める。

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一番乗りのクロッカス

春の思い出

日本の春といえば、ふきのとうと福寿草を連想する。それからつくしやわらびなどの野草摘み。これは千葉県の田舎に住む母が毎年している行事なので思い出すのだ。田んぼ、川の土手、里山など、それぞれの野草が生えている場所を母はよく知っていて、春になるとしこしこと摘んできては下ごしらえ、と忙しくしている。つくしはハカマを取って甘酢漬けや佃煮にし、わらびはアク抜きをしておひたしや味噌汁、フキは味噌を作って食べていた記憶がある。母は東京出身だけれど、戦争中に長野県に疎開したそうで、そのときに野草摘みを覚えたのかもしれない。もっとも、当時だったら東京にも野草は生えていただろうけれど。
ブログでいろいろな人の日本の春の味覚を拝見していたら、猛烈にあの苦みを経験したくなってしまい、母に送ってくれるよう頼んでしまった。今回の地震では、家中の家具が倒れたのを一人で立て直して大変だったようで、野草摘みの余裕はないと言っていたけれど、先日たしかにスウェーデンに届きました。

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年代物のタッパーウェアに入って。ありがたや~

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母は「フキ味噌はきゅうりやセロリにつけて食べてもいい」と書いていたが、わたしがビールで味わっているとは想像もしていないだろう。ウシャシャ

チキングリル

もうスーパーで肉は買わないと豪語していた砂漠人だが、スパイスされたチキンを見つけてまた買っていた。長時間タレに漬け込んだ肉をグリルするのは、うちでも大好評のメニューである。砂漠で野生のように育つニワトリを見ているので、一体こんな大きなニワトリをどうやって育てているんだろうと訝りながらも、ペロッと平らげてしまった。

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今日はわたしがグリルしたので見た目がしょぼい?


そしてオーブン料理2つ目は、緑茶のスコーン(チョコレート入り)。

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材料も分量もだいたい合っているはずなのに、どうしてボーロのようなテクスチャーになってしまうんだろうか? スコーンは表面がもう少ししっとりしているような気がするけれど。

ラザニア

ラザニアという料理は知っていましたが、わたしは実際に食べたことがなかったかもしれません。一度だけ、ギリシャでムサカという料理を食べましたが、想像どおりあまり好きなタイプの料理ではなかったのです。ミートソースとパスタを混ぜて焼いちゃってあるし、食感が柔らか過ぎるし、大量のチーズも好きじゃないな… と思っていました。
以前はわりと好きじゃない食べものがあったのですが、今思えばチーズやソーセージなど、食べるとなかなか消化しないと感じるものが苦手でした。たばこをやめたり、体の調子がよくなったことで自分の消化機能も変わったのでしょう。なにを食べても消化に響くようなことはなくなりました。もちろんそれは、食材に気を遣っている砂漠人のおかげでもあって、外食をしたらどうか分かりませんが。
さて、ラザニアはミートソースとホワイトソースの両方を使うということを今日初めて知りました。チーズだけじゃなかったんですね。

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テキパキと2種類のソースを仕上げる砂漠人

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パスタ、ミートソース、チーズ、ホワイトソースを何層にも重ねてオーブンで焼いたらできあがり。

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やたらにおいしいです。
砂漠人に「以前にやっていたレストランは何料理を出していたの?」と聞いたことがあるのですが、「イタリア料理」というので冗談だと思っていました。でも本当かもしれません。おかげで嫌いだったピザもラザニアも今では大好物です。

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(わたしなりに)満悦の表情


さて、これで終わりと思ったらいけません。シェフはラザニアのついでに、パンも焼きました。オーブンを使う日は、その熱を無駄にしないよう続けて2種類は作るのです。それは普段料理する際も同じことで、エネルギーを一番効率よく使うよう、4つあるコンロの大きさと順番をよく考えて使っています。

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ヨーグルトを入れた、少しだけしっとりしたパンでした。半分だけ食べて、ラザニアをおかわりです。

春の食卓

ヨーテボリでも、いよいよ今日は春の日射しが感じられました。春の花はまだ咲きませんが、チューリップなどの芽が日に日に伸びているようです。
冬のあいだは行かなかった週末の市場も 2~3週間前から再開したので、旬の野菜や果物が少しずつ手に入るようになり、うちの食卓の雰囲気も変わってきました。春の味覚は日本とまったく違う内容ですが、季節ごとに食事の内容が変わっていくのはやはり楽しいものです。

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光の具合がまったく違うよ!

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今日はいんげんやさやえんどうの入ったサフランライスに、ゴルメ(煮込み)をかけた料理。煮込みは牛肉、豆、ズッキーニ、ナスなどが入っています。ほうれん草のヨーグルトソースも添えていただきました。

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シェフの砂漠人

牛など庭のこと

乳牛は、ときどき小屋の門を開けて自由にさせている。小屋から出てきた牛たちは、庭のなかの思い思いの場所に寝ころんだり、散歩したりしてくつろいでいた。

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やはり牛も、毎日世話をしてやると、飼い主のことを覚えるようだ。わたしが近寄ると警戒して立ち上がる牛もいたけれど、砂漠人の弟が来るとうれしそうな反応をしているのがよく分かる。
門のない庭に放してしまって、牛は逃げたりしないのだろうか? わたしが見ていた限りでは、飼い主が分かっているからか、そういう気配のする牛はいなかった。放し飼いにしていると、牛が逃げることよりも、人に取られる心配の方が大きいのかもしれない。

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日陰で休む牛のそばでは、ご近所さんのガチョウたちが水浴びをしている。ニワトリだけでなく、ガチョウまでが出かけてくるのには驚いた。
地面は平らじゃないし、泥がはねるし、あちらこちらで色々な動物がそれぞれの営みを行っていて混沌としているけれど、座って眺めているとじんわり神経の休まるような、牧歌的な庭だ。どんな音が聞こえるかといえば、数件先につながれているロバがときどき鳴いているのが一番印象的だった。ロバの鳴き声、聞いてみたい人はここを試してみてください。または今度お会いしたときに、わたしが鳴いてみせますよ。

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もちろんガチガチもいます

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