2011-07

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ピザ

DSC_0227_20110801070342.jpg

友人とラズベリーを摘みに森へ出かけているあいだ、砂漠人はピザを焼いてくれていた。今回は二種類のピザを焼いていて、そのうちの一つは「フルッティディマーリ」という、エビ、ツナ、ムール貝などを乗せた魚介のピザだった。砂漠人に料理の名前を尋ねると必ず「チャンカラシューチョ」とか「ハッハッカチャラ」とか、その場その場で料理名をひねり出してくれるので、今回もそれかと思っていたら、フルッティディマーリはどうも本物の名前のようだ。フィンランドで経営していたレストランでよく売れていたメニューなのだとか。

DSC_0226_20110801070418.jpg
シェフにエプロンを縫いました

空腹と頭痛でヘロヘロになって森から戻ってきたわたしたちは、ベランダで熱々のピザを無心でほうばり、エネルギーを回復。そよ風に吹かれながらピザを食べる彼女は「ここはパラダイス…」と言っていたが、まさにそのとおり。

スポンサーサイト

ラズベリー摘み

IMG_4360 (Large)
友人が撮ってくれた写真

普段は裏山でもくもくと一人で摘んでいるけれど、たまに友人が合流することもある。本来ならば、森の中では写真のような軽装でベリー摘みをしてはいけない。マダニに刺されたりするので、必ず長袖・長ズボンと帽子を被って臨むべきなのだ。去年から何も学んでいないわたしである。とはいえ、ラズベリーは道端に生えている場合が多いので、ビルベリー摘みほど森の奥に入ることはない。

IMG_4364 (Large)

DSC_0205_20110731033740.jpg

摘んだラズベリーは虫に注意しながらきれいに洗って、水を切ったら砂糖をまぶし、しばらく置く。それをコトコト煮て、果肉がだいぶ柔らかくなったら火を止めて、布巾で濾す(搾らずに布巾を吊り下げて待つ)。果汁はゼラチン(ペクチン)を加えてゼリーにし、残った果肉は捨てようと思っていたのだが、ちょっと食べてみたらとてもおいしかったので、また余計なものを作ってしまった。

DSC_0208_20110731033817.jpg

DSC_0212_20110731033841.jpg
ラズベリーバー

自然の恵みたっぷりだけど、砂糖もたっぷりなので困ります。

ラズベリー

今年のビルベリーが不作だという情報は本当だった。去年も一昨年もたくさん摘んだはずの場所を確認して回ったら、量が少ないだけでなく粒がとても小さいのだ。その上、そんな状態ですでに葉が紅葉しかけている茂みもあるので、この先も収穫は期待できそうにない。がっかりだ…。今年は秘密兵器まで用意して待っていたというのに。

DSC_0232_20110730052222.jpg
必殺。ビルベリー摘み機(?)

ビルベリーはあとで根気づよく摘むとして、今はラズベリーの最盛期なので、しこしこと摘んではジェリー(ジャム)を作っている。先日、お隣さんがラズベリーで作ったジェリーをくれたのをきっかけに、果肉を除いてジュースだけを使う方法を試してみた。彼女は自分の畑で育てたラズベリーで作ったようだが、野生の方が香りも味も強いんじゃないかと思う。いずれにしても、口に種が残らないジェリーという方法は食べる人に喜ばれそうだ。

DSC_0231_20110730052249.jpg

果物からジェリーを作るにはペクチンを使うのが一般的な方法だと思うけれど、最近わたしはゼラチンを試している。寒天でもやってみたのだが、こちらは繊維が残るのでジャムにはむいていないようだった。

DSC_0219_20110730052130.jpg
ついでにスイカでもやってみましたよ

キルトのバッグ

手芸もひまを見つけては続けている。今回はかなり手間をかけて、ただし材料は端切れで作った大きなバッグ。手縫いでパッチワークした表布とワタをミシンでキルティングして、裏布は別につけた(キルティングとは言ってもミシンに特別な金具は付けず、大きめの普通ステッチで縫っただけです)。マグネットボタンと小さな内ポケットもつけたので、わたしの作品としては完成度がかなり高い。

DSC_0177.jpg

DSC_0178.jpg

DSC_0168_20110723023048.jpg
ワンピースやバッグに使った布の余りを使い切ってスッキリ

ひとつひとつの布は使い道がないほど小さくても、繋ぎ合わせれば違った味わいの大きな布に変身する。1つのピースが12×6cmなので、バッグの大きさは36×42×9cmとかなりの大きさになった。持ち歩くと手長のわたしでもこれくらい大きいです。

DSC_0184_20110723023135.jpg

次はキルトのベッドカバーに挑戦か?(ハギレでね)

ゴルメサブズィ

以前に何度か書いたけれど、ゴルメサブズィは羊肉と豆とハーブを煮込んだイランの料理だ。作り方は、羊肉とたまねぎとにんにくをよく炒め、ハーブと豆も炒めて水を足して煮込む。味つけは塩、こしょう、クミン、ターメリック、チリパウダー、ザクロパウダーなどを使い、煮込む際にはドライレモンも放り込む。
肝心のハーブは何種類も入れるのだが、砂漠人の弟の奥さんのレシピによれば使うのはフェヌグリーク(fenugreek: shanbalileh)、コリアンダー(coriander: gheshniz)、イタリアンパセリ(parsley: jafari)、アサツキ(leek chives: tareh)だそうだ。その他にディルやほうれん草を入れる場合もあるようで、おそらく家庭によっていろいろなレシピがあるのだろう。ただし、どれも新鮮なハーブを刻んで入れるので、ものすごく香りが高い。どれほどの香りがするのかは、イランの強い日射しを想像すればおのずと分かるだろう。

011.jpg

とても美しい上の写真はこのサイトから拝借したものだが、左から時計回りにコリアンダー、リーキ、イタリアンパセリ、あさつき、フェヌグリークが並んでいる。新鮮な羊肉とこれを煮込んだらどんな味がするか… それはもうイランに行かなければ味わうことができない。うちには必殺技がありますけどね

DSC_0198_20110722055249.jpg
トルクメンの食卓は主菜、新鮮なハーブ、ヨーグルト、漬け物、メロンが食卓の定番

トルクメンは、床に大きなクロスを敷いて、その中央にビニールのクロスを敷いて食卓を作っていた。床に皿を置いたら食べにくいじゃないか… とずっと思っていたけれど、彼らは伝統的に手で食べるので、そうすれば座った姿勢で意外とすんなりものを口に運ぶことができる。フォークを使うから食べにくいのだ。

DSC_0196_20110722055407.jpg
彼の場合、どんな姿勢でも箸を使っても問題なく食べられます

天然酵母パン#2

DSC_0164.jpg
午前中に仕込んで焼き上がったのは夜中

レーズンから作る酵母で焼いたパン。見栄えが前回とは数段違っている。だからパンづくりは楽しいのだ。扱いをほんの少し変えただけで仕上がりにも変化が出るので、最初のうちはみるみる上達するような気がする。まだまだ課題がいくつかあるし、この作業を日常に組みこむのに時間がかかりそうだけれど、これを味わうためならその努力も苦にならない。それほどにおいしいのです。やってみたくなりました?

ラプサンスーチョン

台所の戸棚には、長いこと飲まずにいる紅茶が入っている。なぜ飲まないかと言うと、そのクセのある香りが強すぎて、好きになれなかったからだ。数回煎れただけでその後はまったく手をつけていなかったのだが、そろそろ捨てようとして思い直した。砂漠人が戸棚にしまっていたのだから、ひょっとしたらこれはなにか特別なお茶かもしれないし、飲まなくても別の利用法があるかもしれない。そんなふうに考えてgoogle検索で「正露丸のような」「紅茶」と入力したら、やはり一発で出てきた。どうやらこれはラプサンスーチョン(正山小種)という中国の紅茶のようだ。茶葉を松葉で燻して香りをつけているらしく、その燻したような香りが独特なのだ。
いろいろな記事やブログを読むと、ラプサンスーチョンは紅茶通のあいだでは意外にも好まれているようだった。そしてたとえばイギリスでは、それほどめずらしい種類でもないようだ。お茶の正体が分かったところであらためて煎れて飲んでみた。温かいミルクと砂糖を少し入れたのだが、これがなんとおいしいじゃないか!
要するにわたしの味覚は単純で、お茶がラプサンスーチョンだと分かったことでその評価が上がり、飲みにくかったはずのお茶を今になっておいしいと感じているわけだろう。お茶の中に正露丸の匂いを嗅ごうとしても、なぜかもうどうやっても感じられない。

イギリス子育て日記

こどもを育てていないわたしは当然「子育て日記」は読んでいない。けれど最近、例外ができてしまった。『砂漠人』にコメントをくれた彼女のブログを読んでみたら、すてきな手づくりの作品や、イギリスの暮らしについて飾らない自然な文章で書かれていて、気づいたら夢中になって読んでいた。なにより、登場するご子息がいつもとても愛らしい表情をしている。

イギリス子育て日記:http://london2009.exblog.jp/

ゆる~い光の写真が、和やかな気持ちにさせてくれます。

天然酵母パン#1

「ハマる。」「マイブーム。」そういうことはわたしには起こらないと思っていたけれど、ついにやってきた。パンづくりがそれだ。もちろんわたしはホームベーカリーなど使わない。頭の中ではつねに「砂漠生活ではどうやるか」を考えているので、電化製品や市販品を使わずできるものが最優先されるからだ。そして酵母も自分で育てる。いまどきイーストくらい砂漠の民トルクメンでも買っているよ! と言われれば元も子もないのだけれど。

DSC_0127_20110715032334.jpg

長いことかかってやっと成功させたレーズン酵母と普通の小麦粉を使って焼いたブール。最後の発酵のあとでタオルが生地にくっついてあわてふためいてしまったが、砂漠人の(ワイルドな)助けを借りてなんとかオーブンに放り込むことができた。初めてカミソリを使ってクープを入れてみたが、それはあえなく失敗。

DSC_0119_20110715032412.jpg

ライ麦パンとは香りがまったく違う。生地の硬さや弾力も違って、やはり食べやすそうなパンに仕上がっていた。気泡の入り方も申し分ない。

DSC_0132_20110715032452.jpg
工場で作ったパンとは味がまったく違います

穂高養生園

不思議な縁のある友人がいる。彼女は美大で働いていた頃の同僚なのだが(以前にも書いたことがある)、同じ時期にわたしと似たような問題を悩み、紆余曲折を経た結果、これまた似たような出口にたどりついた人だ。当時の悩みの内容を述べることは控えるけれど、結論から言えば彼女はいま森の中に住み、アーティストとしての仕事をしながら自然と共生する暮らしを実現している。
わたしの場合、人生のあらゆる側面が劇的に変化したのはもっぱら砂漠人と出会ったことによるのだが、彼女は問題を抱えたときから一人でいろいろなことに挑戦し、人生において自分の求める方向を次々と導き出していった。その知性と行動力は飛び抜けて優れている。美大出身の彼女がパーマカルチャーを学んで畑を耕したり、コンポストトイレを作ったりしたのを聞いて、驚いたり感心したりしたことは記憶に新しい。そしてそれが最終ゴールかどうかは分からないけれど、いまは絵やデザインの制作の仕事をしつつ、長野県安曇野市の穂高養生園という施設の企画広報の仕事を担当している。

穂高養生園:http://www.yojoen.com/

この施設は、食事、運動、リラックスという三つのアプローチによって人間の自然治癒力を高める手助けをしているそうだ。そのアプローチはまさにわたしが砂漠人によって個人的に施された治療そのもの。そして驚いたのは、砂漠人自身が運営したいと話していた施設を、穂高養生園が日本で実現していたことだ(砂漠的ではないけれど!)。紆余曲折した彼女は今そこにたどり着いて、自然について深く学び、楽しんでいるに違いない。
この先またお互いの人生がどのように変化し、どこで再び交わるかは未知数だけれど、きっとどこかで… と思っている。

チェリー

毎週末、市場に行く日は午後いっぱい料理ができないので、夕食は残りものと決めている。今日の買物はメロンがなかったので楽勝だった。先週は砂漠人が12個も買ったので(ありがたいのだけれど)、それを運ぶのが大変だったのだ。今週はチェリーを1箱、わたしが肩に担いで帰ってきた。そしてピザを解凍しての夕ごはん。

DSC_0109_20110711063943.jpg

DSC_0110_20110711064041.jpg

DSC_0108_20110711064115.jpg
♪君を忘れな~い

今年のベリーは

4月から再開したトレーニングがいつのまにか頓挫している。砂漠人は働きすぎて少し疲れているようだし、わたしも夏期講習を取ったので自由になる時間が少なくなり、自然と森へ足を運ぶ回数が減ってしまった(ちなみにスウェーデンの夏休みはすでに始まっているのだ)。
そんなところに今朝、新聞で「今年のビルベリーは例年より少なくなりそうな予報」という記事を見つけたので、いても立ってもいられなくなった。ベリーの成長ぶりをチェックしに行かなくては。

DSC_0029_20110708061531.jpg

DSC_0031_20110708061602.jpg
ラズベリー

DSC_0043_20110708061635.jpg
ブラックベリー

DSC_0077_20110708061708.jpg

DSC_0062_20110708061739.jpg
ビルベリー

去年は豊作だった友人の庭のリンゴは今年は花をつけなかったとか、日本でもベリーが不作だという話を読んでいたのでかなり心配したものの、裏の森ではビルベリーもラズベリーもちゃんと育っているようなので安心した。夏期講習が終わるまでビルベリーの季節が続くといいのだけれど。

DSC_0048_20110708061816.jpg

DSC_0045_20110708061849.jpg
おまけのサクランボ

朝食の楽しみ

DSC_0004_20110706021507.jpg
ビルベリージャム、白チーズ、ライ麦パン

最近、サワードウでパンを焼くようになったので、朝食をとるのが少し楽しくなってきた(夜型人間)。チーズとジャムのほかに、いつのまにかパンまで自分で作れるようになっている。時間はかかっているものの、砂漠での自給自足生活への準備は少しは進んでいるかもしれない。数年前までは、週に1~2回自分で料理をすればいい方だったのに、進歩したものだ。

DSC_0003_20110706021533.jpg

裏山でベリーを摘んでジャムを煮たり、牛乳からヨーグルトやチーズを作ったり、ひとつひとつは簡単なことだけれど、それを日常生活に組みこむためには繰り返しの練習が必要だ。数年間を振り返ってみて、そういうことができる環境を与えてくれた砂漠人とスウェーデンに感謝している。

DSC_0199_20110706021559.jpg

食卓には外で摘んできた花を飾ろう。野花を摘むという単純な行為も、かなりの幸福を人間に与えてくれると思う。楽しみを享受するためにはそれなりの代金を払う必要がある… という思い込みは、すっかり消えつつある。

アラバイ

アラバイとは、中央アジアの護羊犬のことだそうだ。先日、森の中を散歩中の女性が連れていた犬を見て、砂漠人が「あれはトルクメンの犬だ」と言っていた。おそらくこれまで見た犬の中で一番大きいんじゃないかというくらい大きな犬だったのだが、後にその女性と話をしたら、やはりアラバイだった。わたしにはその犬に変わった特徴は見出せなかったけれど、さすがはトルクメンの砂漠人、同士は見てすぐに分かったようだ。

DSC_0171_20110702055704.jpg

アラバイの呼び名はいろいろあるようだが、砂漠人は「トルクメン・アラバイ」と呼んでいる。アラバイは中央アジアの厳しい気候や環境において何百年ものあいだに繁殖してきた種なので、体は強靭で頭もよく、見知らぬ人に懐かないなどの性質があるそうだ。わたしも初めて砂漠に行ったとき、羊飼いの犬に近づきすぎて注意された経験がある。本物の護羊犬なので、見知らぬ人には攻撃するかもしれないのだそうだ(現にわたしは別の場所で噛まれてます)。砂漠でも羊の群れを守るためにオオカミと闘う役目を負っているアラバイたち。そんな犬がスウェーデンの森を歩いているなんて、砂漠人は不思議な縁を見出したことだろう。

DSC_0163.jpg

ところでこの犬、耳を落とすと誰かに似ている(?)。そう、うちのガチガチです。

PICT2403_20110702055912.jpg
大きくなったガチガチ

並べてみると、模様がかなり似ているのに驚いた。ガチガチも砂漠出身の正真正銘トルクメン・アラバイなのだそうだ。雑種じゃなかったことにさらに驚く。

«  | HOME |  »

プロフィール

kumoki

Author:kumoki
砂漠人に学ぶナチュラルライフ
English readers click here

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。