2011-11

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市場

バスに乗って一人で週末市場に行くのは、今日が二度目。一人暮らしでも、週末に食材をたっぷり用意しておけば、一週間の食事内容が充実するというものだ。

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にんじんジュースの季節が始まった

今日は市場で思いがけず、二組の日本人に出会った。これまで日本人だと思って声をかけても間違えたことしかなかったけれど、今回は日本語が聞こえたので思い切って尋ねてみた。カップルは旦那さんがヨーテボリで研究職に就いている若いご夫婦だった。そこにもう一人、ヨーテボリ大学に留学中の学生さんが現われ、しばらく青果テントの中で立ち話。この市場は移民の憩いの場であることで有名なのだが、わたしもいよいよその一員になったようだ。

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さて、今日はサツマイモが出ていた。例によって中はオレンジがかった色で、包丁を入れると「シャリ」というような水分多めのイモだったが。勘のいい方はもうお分かりかと思いますが、いもりんごを作りました。

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サツマイモ、りんご、レーズンを煮るだけでできる、おいしい秋のおやつだ。今回ははちみつレモンを足してみたが、最後にバターを落としてもいい風味が出る。

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鍋には焦げないよう、最初にほんの少し水を入れる。それでもイモやりんごから水分が出るので、煮え上がる頃にはすべての具がちゃんと浸っている。日本のサツマイモで作るともっとホクホクするんだけどね。

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運命はいかに

砂漠に行っている砂漠人からの便りはすっかり途絶えてしまった。町に住む親戚とは連絡が取れるので彼が無事であることは分かっているのだけれど、スウェーデン側の状況も少しは顧みてほしいものだ。彼が放り出していった会社(自営業)の対応に追われ、わたしは日々困惑しております…。

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前回の記事で「ヨーテボリでの余生…」と書いたわたしだが、先月まさかの就職をした。就職といってもパートのおばちゃんなのだが、久しぶりに働きに出るのと慣れない分野での仕事にまるで神経がすり減るよう。最近はようやく慣れてきたというのに、その仕事ももうすぐ辞めることになった。じつは、来年1月にイランに移ることが決まったのだ。
日本への帰省旅行から戻って以来、運命が大きく動いているのを感じる。イランに移ってしまえば、今後ヨーテボリに戻ってくる機会はおそらくないだろう。明け渡すフラットを下見にくる人たちに対応しながら、ときにさみしい気持ちで胸がいっぱいになる。なによりも、ここ数年のあいだ自分にとってはシェルターの役目を果たしてくれた、このフラットを去らなくてはならないことがこたえるのだ。砂漠人は動物たちのいる大好きな砂漠に戻れるということで喜びいっぱいかもしれないが…。

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少し前からイランでは、このブログはフィルターがかかっていて閲覧できないらしい。「フィルター」が地域的に設定されているものなのか検閲に関わることなのか分からないが、向こうでこのブログを更新できないことは明らかになった。とても残念だけれど、別のサービスを探すなど対応策を追々見つけたいと思っている。

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株分けして以来、花が咲かなくなっていたシャコバサボテン。すべての株を一つの鉢に戻したら、一年以上ぶりに花をつけました。この暗い季節にピンクの花が一条の光を差してくれる。

秋深まる

秋といっても、ヨーテボリの街を行く人の服装はまるで(東京の)冬のようだ。この気候に服装を合わせるのが未だに下手なわたしは、薄手の上着を来て出かけては、凍えている。

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日本への旅行から戻って以来、砂漠家(うちのことです)には少し環境の変化があった。砂漠人は自営の会社を休業し、羊たちの世話をするため砂漠へ帰ってしまった。わたしは一人静かにヨーテボリでの余生を送っている。なんちゃって。10月末には夏時間が終わり、これから暗くて寒い冬に入っていくので、気持ちが重くならないようしっかり森に通ってバランスを取ろうと思っている。もっとも、わたしはスウェーデンの冬で気持ちが落ち込んだことはないと思うのだけれど。

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朝早く森を歩いていると、子鹿に出会うことがある。英語では moose というヘラジカを見かけることもある裏山の森だが、地元のおじさんに聞いたところによると、ここは野生動物が隣町の森に抜けるための通り道になっているのだそうだ。

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こちらはわたしが森に抜けるための通り道

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(写真はすべて10月23日に撮影。サクラの赤い葉は一週間後にはほとんど落ちてしまった)

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