2017-11

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番犬たちの話・その1

ガチガチとキングの他には、少し離れた敷地に3匹の犬を飼っていて、わたしたちはその3匹を「マザー」「シロ」「クロ」という名前で呼んでいた。

DSC_0596_20110322042437.jpg
左から「クロ」、「シロ」、「マザー」

「マザー」は、砂漠に住むある羊飼いからもらったトルクメンの牧羊犬だ。当時まだ子犬だったマザーは、生まれ故郷の砂漠を離れて町外れのうちの敷地で育ち、やがて近所にボーイフレンドを見つけ、5匹の子犬を産んだ。残念ながら子犬たちは病気などで次々と死んでいったのだが、その中で1匹だけ生き残ったのが「シロ」だ。
かたや、「クロ」は野良犬だった。どこからか、うちで雇ってくれと自分から願い出てきたそうだ。その後、この敷地に居ついたので他の犬たちとともに飼っていたのだが、マザーやシロとは違い、飼い主のわたしたちにも決して近寄ることのない犬だった。だから餌はやっても頭をなでてやったことはない。砂漠人はこのクロに一目置いて、非常に用心深いトルクメン犬だと感心していたくらいなのだ。
そんなガチガチ、キング、マザー、シロ、クロという5匹の犬たちと過ごして、わたしは去年イランを後にしたのだが、その数ヶ月後に再び帰郷して、砂漠人は意外な場面に遭遇したという。例の敷地で、ガチガチとキングがクロにリンチを加えているのを目撃したのだそうだ。2対1でクロに対して激しく攻撃していたので、砂漠人はガチガチとキングを叱りつけたとのことだった。
そんな話を聞いて、わたしは「ガチガチは本当に仕方のない犬だな。それにしてもどうして頼りになるキングまで弱い者いじめをするんだろう?」と思っていた。

DSC_0607.jpg
いつでもどこへでもついてくる忠犬キング

つづく。

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