2017-11

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番犬たちの話・その3

マザーとシロがお隣さんの子羊を食べてしまった。けしからぬ話だが、もっとぞっとするのは、そのために2匹が殺されてしまったことだ。砂漠から連れられてきてあの敷地で育ったマザーとそこで生まれたシロは、2匹とも飼い主のわたしたちによく懐いてかわいい犬だった。だが、もうこの世にはいない。かわいそうな最期となってしまった。

DSC_0573.jpg
砂漠出身のマザーとその子、シロ(手前)

そんな事件があってしばらく考えていたのだが、砂漠人はついにこんな結論に至ったようだ。

マザーとシロの悪行をそそのかしたのは、おそらくクロだろう。なぜならクロが来る前は、マザーとシロも含めて、うちの番犬がお隣さんの子羊を襲うなどというトラブルは一度もなかったからだ。流れ者のクロが、町での暮らしに慣れていない砂漠の血が流れる犬たちに、悪さを教えたに違いない。そう考えると、散歩の途中に動けなくなった子羊にクロがピタッと寄り添っていた理由も、ガチガチとキングによるリンチなど、過去の様々な出来事についても合点がいく。わたしは、マザーとシロが子羊を襲っているとき、きっとクロも現場にいたんじゃないかと思ってしまった。そしてすばやく逃げたんじゃないかと疑ってしまう。
砂漠人が言うには、砂漠で生まれ、砂漠で育った犬を町に連れてくる際には、十分気をつけなければならない。環境の厳しい砂漠生活で培った性質は、町に連れてくることで混乱してしまうことがある。それは犬に限らず、羊などの動物も、人間も同じことだそうだ。
今回の事件における番犬たちの悪さの最大の理由はもちろん、離れた敷地に飼っているので、飼い主が犬たちに対する細かなケアやしつけができなかったことにあるだろう。

さて、ここまで来て、あなたならクロの処遇をどうするだろうか?

コメント

難しいですね・・・

私も犬と暮らしていますが(・・・名前はクロ) 
我々の平和は、100%彼女の従順と忍耐のもとに成り立っている気がします

クロの処遇についてですが・・・
私なら 今後「餌をやらない」・・・かもしれない
「あなたとは共存できない」という意思表示というか・・・
・・・でも難しいですね
意思の疎通というものはとても難しい・・・


蜜柑さん
ありゃ! 蜜柑さんもクロを飼っておられましたか。
なるほど。餌をやらない。
「あなたとは共存できない」という意思を、
ガチガチとキングはリンチによって示していたように思います。
トルクメンの犬を見ていると、犬とは
家来のようなものに思えてきます。
厳しくして従えていないと、お互いの職務がブレてくるので
いくらかわいくても、犬以上の扱いは禁物である、と。
(犬好きの人からブーイングが来そうです)

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