2017-03

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アビスコでオーロラ狩り・その1

10日間ほどの旅行から戻り、しばらくは疲れてぼーっとして過ごしていた。国内旅行とはいえ、感じていたよりも疲れは溜まっていたようだ。極寒のラップランドで数日間アクティヴに過ごしたのと、その後も移動しながら宿をほぼ毎日変えたので無理もない。一緒に旅した友人は長野からはるばるヨーテボリに来て、ここからスウェーデンの最北端まで電車で行ったので、よっぽど大変だっと思う。それでもとても楽しく実りのあるものだったので、この旅ができたことに満足している。
今回の旅は、オーロラ狩りとストックホルム近郊のエコ村を訪ねるという、二つの目的が友人にはあった。それに基づいてわたしが計画を立て、前半はオーロラ狩り、後半はストックホルム周辺で過ごすことになった。
ヨーテボリを出発したのは日曜の午後5時、目的地のアビスコに到着したのは月曜の午後4時20分。つまり、まる一日かけてスウェーデンを南北に横断したのだ。寝台車はヨーテボリを出てストックホルムを通り、あとはひたすら北上して行った。車窓からは、薄く雪の積もった野原と湖に、ところどころクリスマスのイルミネーションの施されたかわいい家が建っているのが見えていた。

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地図はYahoo! トラベルより拝借、黄色い部分がラップランド。

アビスコはスウェーデン北端の国境の町で、ラップランドの真ん中あたりに位置している。その次の駅はノルウェーのナルヴィクだ。物価の高いノルウェーからはアビスコに買い出しにくる人がいるそうで、アビスコのスーパーには常温保存や大きなサイズの食品が多く売られていたが、いずれにしても冬のあいだは人々の活動は少なくなり、店が閉店したり物流も悪くなるようだった。電車は上り下りともに一日2本ずつしかない。暗い空の下、アビスコの駅(Abisko Turiststation)に降りたのはわたしたち二人だけだったので、ちょっとした胸騒ぎはあった。そうしたら、最初に2泊したホステルではちょうどその2日間、ツアーデスクが閉まっていてツアーには参加できなかったのだ。もっともたいしたツアーもないので、それほど困らなかったけれど。そこで最初の数日は、日が昇っているあいだにホステルの周辺を散歩して過ごした。

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ラップランドではこの季節、日が昇っているのはたったの3時間くらい。あとはすっかり闇に包まれている。うっすら積もった雪が、その白さでほんの少しだけ明るさを恵んでくれているようだ。スウェーデンでに3年ほど暮らしたわたしは冬の暗さには慣れていたけれど、友人は太陽の光がほとんどないこの現象に思ったより影響を受けていたようだった。
最初の3日は、オーロラに遭遇することなくあっけなく過ぎてしまった。晴れた夜が一日だけあったものの、緑色の光を目にすることはなかった。毎晩夕食の後、カメラと三脚を持って湖畔まで散歩して2~3時間そこで待機する、空の様子を見てはふたたび湖畔に戻る、という気合いの入れようだったのだが…。

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砂漠で見た星空に比べると、アビスコという僻地の星空は意外にも明るくなかった。とてもきれいな空気に澄んだ空なのだが、やはり街の灯りが強いのだろうか。
果たしてわたしたちのオーロラ狩りは実現するのか? あるいは残念ながら星空の撮影方法を覚えただけで終わってしまうのか? アビスコ最後の夜については、次の記事に続きます

コメント

太陽が昇っているのが3時間ほど、なるほど寒々とした光景が広がって見えます。
日本では想像出来ないことも多々あったようですね。
次回のオーロラ?が楽しみです。

tarumae-yamaさん
その肝心の日中も、どーんよりしているのです。
出ると思っている太陽が出ないまま日々が続くと、フラストレーションが溜まるのだと思います。

オーロラ、いかがでしたか? 夜空の写真撮影は、まだまだ修行が足りません。砂漠で練習しますよ!

荒涼としてますね。世界地図で見てみたら、アビスコはかなり北ですね。人々はいったいどんな生活をしているんでしょう。サーミ人は言葉も違うし、生活習慣も違うようですが、今でもそうなのですか? もしよかったら、人々の生活でkumokiさんが受けた印象なども記事に書いてください。

ボーダさん
じつは、旅行中サーミに会ったかどうかも分かりません。というのも、今はサーミ人もスウェーデン人として普通の生活をしていると思うのです(言葉はバイリンガル)。チェルノブイリの原発事故以降、トナカイが汚染されてサーミの遊牧も影響を受けている話は有名です(チェルノブイリの影響は今でも続いているそうです)。スウェーデンのテレビには、番組としてサーミニュースがあって、それはサーミ語で放送されていますが、みかけはスウェーデンとそれほど変わりないのです。
ただし、旅先で感じたことは、スウェーデン人がみんなやさしかったこと。ヨーテボリと全然違う温かいまなざしを受けたような気がしました。都会と田舎といえばそれまでかもしれませんが…。

ボーダさん(つづき)
砂漠人に聞いたら、サーミ人は今でもトナカイの放牧をして暮らしている人たちなのだそうです! もちろん、町に定住したサーミもいるのでしょうが、やはり言語もライフスタイルはスウェーデン人とは一線を画しているそうです。They are great peopleと、アビ(砂漠人)は言っています、、、

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