2017-10

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市場

バスに乗って一人で週末市場に行くのは、今日が二度目。一人暮らしでも、週末に食材をたっぷり用意しておけば、一週間の食事内容が充実するというものだ。

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にんじんジュースの季節が始まった

今日は市場で思いがけず、二組の日本人に出会った。これまで日本人だと思って声をかけても間違えたことしかなかったけれど、今回は日本語が聞こえたので思い切って尋ねてみた。カップルは旦那さんがヨーテボリで研究職に就いている若いご夫婦だった。そこにもう一人、ヨーテボリ大学に留学中の学生さんが現われ、しばらく青果テントの中で立ち話。この市場は移民の憩いの場であることで有名なのだが、わたしもいよいよその一員になったようだ。

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さて、今日はサツマイモが出ていた。例によって中はオレンジがかった色で、包丁を入れると「シャリ」というような水分多めのイモだったが。勘のいい方はもうお分かりかと思いますが、いもりんごを作りました。

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サツマイモ、りんご、レーズンを煮るだけでできる、おいしい秋のおやつだ。今回ははちみつレモンを足してみたが、最後にバターを落としてもいい風味が出る。

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鍋には焦げないよう、最初にほんの少し水を入れる。それでもイモやりんごから水分が出るので、煮え上がる頃にはすべての具がちゃんと浸っている。日本のサツマイモで作るともっとホクホクするんだけどね。

運命はいかに

砂漠に行っている砂漠人からの便りはすっかり途絶えてしまった。町に住む親戚とは連絡が取れるので彼が無事であることは分かっているのだけれど、スウェーデン側の状況も少しは顧みてほしいものだ。彼が放り出していった会社(自営業)の対応に追われ、わたしは日々困惑しております…。

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前回の記事で「ヨーテボリでの余生…」と書いたわたしだが、先月まさかの就職をした。就職といってもパートのおばちゃんなのだが、久しぶりに働きに出るのと慣れない分野での仕事にまるで神経がすり減るよう。最近はようやく慣れてきたというのに、その仕事ももうすぐ辞めることになった。じつは、来年1月にイランに移ることが決まったのだ。
日本への帰省旅行から戻って以来、運命が大きく動いているのを感じる。イランに移ってしまえば、今後ヨーテボリに戻ってくる機会はおそらくないだろう。明け渡すフラットを下見にくる人たちに対応しながら、ときにさみしい気持ちで胸がいっぱいになる。なによりも、ここ数年のあいだ自分にとってはシェルターの役目を果たしてくれた、このフラットを去らなくてはならないことがこたえるのだ。砂漠人は動物たちのいる大好きな砂漠に戻れるということで喜びいっぱいかもしれないが…。

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少し前からイランでは、このブログはフィルターがかかっていて閲覧できないらしい。「フィルター」が地域的に設定されているものなのか検閲に関わることなのか分からないが、向こうでこのブログを更新できないことは明らかになった。とても残念だけれど、別のサービスを探すなど対応策を追々見つけたいと思っている。

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株分けして以来、花が咲かなくなっていたシャコバサボテン。すべての株を一つの鉢に戻したら、一年以上ぶりに花をつけました。この暗い季節にピンクの花が一条の光を差してくれる。

秋深まる

秋といっても、ヨーテボリの街を行く人の服装はまるで(東京の)冬のようだ。この気候に服装を合わせるのが未だに下手なわたしは、薄手の上着を来て出かけては、凍えている。

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日本への旅行から戻って以来、砂漠家(うちのことです)には少し環境の変化があった。砂漠人は自営の会社を休業し、羊たちの世話をするため砂漠へ帰ってしまった。わたしは一人静かにヨーテボリでの余生を送っている。なんちゃって。10月末には夏時間が終わり、これから暗くて寒い冬に入っていくので、気持ちが重くならないようしっかり森に通ってバランスを取ろうと思っている。もっとも、わたしはスウェーデンの冬で気持ちが落ち込んだことはないと思うのだけれど。

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朝早く森を歩いていると、子鹿に出会うことがある。英語では moose というヘラジカを見かけることもある裏山の森だが、地元のおじさんに聞いたところによると、ここは野生動物が隣町の森に抜けるための通り道になっているのだそうだ。

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こちらはわたしが森に抜けるための通り道

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(写真はすべて10月23日に撮影。サクラの赤い葉は一週間後にはほとんど落ちてしまった)

樽前山

帰省中、最後の二週間は北海道千歳市で過ごしました。退職している両親が毎年、初夏から秋までをそこで暮らしているので合流したのでした。さすがに気候はヨーテボリのように涼しく、過ごしやすかったです。
千歳に行く目的はじつは他にもありました。砂漠人がぜひ「山男さん」と一緒に山歩きをしたいというので、かなり前から楽しみにしていたのです。その方は千歳在住の両親の友人で、週に何度も山へ足を運ばれるほどの本物の山男さん。彼のブログ『デジカメ持って野に山に』を拝見して以来すっかりその気にさせられていましたが、この旅でようやく実現できました。

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撮影する、細身なのにパワフルなtarumae-yamaさんの奥様

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樽前山(東山)山頂で tarumae-yamaさんと

今回登ったのは外輪山ですが、樽前山はその内側に溶岩ドーム(上の写真後ろ)があるという珍しい形のカルデラ火山(活火山!)です。7号目から外輪山にたどり着くまでは比較的急な斜面なので、登り始めと下りの最後は意識してゆっくり歩くべきですが、ワイルドな砂漠人は予想どおりものすごい勢いで飛ばして歩き、翌日以降にどっと疲れていたようでした。とても分かりやすい!

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タルマエソウ

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リンゴンベリー(コケモモ)

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樽前山歩きは想像していた以上にすばらしい空気と眺めだったので、また登りたい、他の山も登ってみたいという気になりました。こうやって「日本にいたらしたいこと」が増えてしまうと、ちょっと困ります…。
砂漠人は、今回の旅で千葉と北海道という二つの地域を体験して、日本に対する印象がとてもよくなったようでした。以前は東京だけで過ごしたので、日本に対してかなり批判的な感想だったのです。
わたしは、どこで何をしても感じられる日本人の「他者を尊重する態度」がいいものだなあとあらためて思いました。逆に言えば、スウェーデンではそれが極端に不足しているからかもしれませんが。

日本の夏

一ヶ月弱の日本への帰省から、ヨーテボリに戻ってきました。最初の一週間は千葉県にある実家で過ごしたので、わたしは数年ぶりに日本の残暑を経験できて満足でした。スウェーデンの涼しい夏は快適ですが、暑くて湿気て頭がボーッとしてしまうような夏を繰り返して育ったわたしにとっては物足りなくもあるのです。一方、砂漠で育った砂漠人にとっては、日本の湿気は想像したよりも厳しかったようです。カスピ海沿岸の砂漠気候では夏でも夜は涼しくなるそうですが、日本ではそうはいきません。運悪く寝室のエアコンが壊れたので、寝つけない夜もありました。それでも毎日、朝食前には近所の田んぼをよく歩きました。
田んぼは、今回の旅行で砂漠人が最も喜んだものの中のひとつです。コンバインなどの農機具に興味を示し、作業中の農家の方を見つけては質問をしていました。イランでは、たとえば米の収穫期になると、村中の女性が駆り出されて一斉に作業をするのだそうです。千葉では男性一人がコンバインを操作してサクッと稲を刈り、奥さんが穂を拾ったり細かい仕事を手伝って、田んぼ一枚ならあっという間に作業終了。砂漠人はその様子を観察しては、感心していました。

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畦道がほとんど舗装されていることにも感心していた

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ミーンミンミンミン… というセミの声を今年は耳に刻みました。

ベリーなど

森の木々は赤や橙色の実をたくさんつけて、秋の気配が増している。
この夏は、去年よりも熱心にいろいろな種類のベリーを摘んだ。ラズベリーに始まり、ビルベリー、グーズベリー、リンゴンベリー(コケモモ)、ブラックベリー。ブラックベリーが終わる頃には、夏も完全に終わってしまうだろう。

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摘んだベリーはジャムを煮たり、お菓子やアイスクリームに入れたりしたのだが、砂糖で加工せずに生のまま食べるのがやはり一番いいようだ。このところ毎朝飲んでいる特製ドリンクは、数種類のベリー、バナナ、練りゴマ、牛乳を混ぜたもの。冷蔵庫に残っている他の果物を入れることもある。

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ベリーもバナナも冷凍したものを使うと、冷たくシャリシャリとした食感のスムージーになってとてもおいしい。よく熟したバナナは皮を剥いて冷凍しておくと、冷凍庫から取り出した直後でも簡単に輪切りにすることができるので、とても便利なのだ。
最近になって試してみたのは、冷凍バナナを輪切りにしてフードプロセッサーにかけること。バナナが冷たいベーストになって、それだけでおいしいアイスクリームとして食べることができる。砂糖もクリームも抜きのおいしいアイスクリームということで、菜食主義の人はこれを食べているようだ。意外なレシピです。

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